「自信を過信に変えていくくらいのフェーズ」
自身3度目のW杯を前に、本田は何を想うのか。チームの勝利を最優先に考える男の苦悩は続く。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
金曜日のスイス戦も攻守両面でポジティブな要素に乏しく、0-2の完敗を喫した日本代表。明日火曜日、本番前最後のテストマッチとなるパラグアイ戦を戦うが、6月11日にはチームの重鎮がポツリと呟いた。本田圭佑である。
自身のツイッターを久々に更新。最終メンバー23名入りを果たしてからいっさい投稿せず、当然、今回のオーストリア事前合宿に入ってからも初だ。悩める胸中が垣間見える。
「どんな決断においても難しいなーと思うのが、何をするかよりも、何をしないかを決めること」
自身のツイッターを久々に更新。最終メンバー23名入りを果たしてからいっさい投稿せず、当然、今回のオーストリア事前合宿に入ってからも初だ。悩める胸中が垣間見える。
「どんな決断においても難しいなーと思うのが、何をするかよりも、何をしないかを決めること」
オーストリアでは連日のごとく選手間の話し合いが率先して行なわれ、とりわけスイス戦後はトレーニング中も青空会議が堂々と繰り返されている。本田自身も長友佑都から「もっと走ってミスを減らして」と注文を付けられた。そして当人は、「ここからは自信を過信に変えていくくらいのフェーズだと思っている。議論してネガティブなことも話したし、いろんなことをたくさん話してきましたけど、ここからのフェーズは、シビアな会話と自信の融合がものすごく重要になってくる」と決意を明かしていた。
はたしてチーム内で沸き起こる活発な議論の先に、何が見えるのか。パラグアイ戦ではその一端を、ピッチ上で垣間見せてほしいところだ。
はたしてチーム内で沸き起こる活発な議論の先に、何が見えるのか。パラグアイ戦ではその一端を、ピッチ上で垣間見せてほしいところだ。