ポルトガル代表の大黒柱として、自身４度目のワールドカップに臨むクリスチアーノ・ロナウド。キャンプ中も随時、自身のSNSを更新してファンを喜ばせているが、６月10日に公開したスペシャルムービーがまた、大きな反響を呼んでいる。
 
　動画がスタートすると、スタジアムのピッチ中央に立つ初老の男性の姿が。なんとこれが特殊メイクで扮したＣ・ロナウド。筋肉が落ちてどこかほっそりしたフォルムで、60歳代になった姿を披露している。「いまでもあの頃のプレーは鮮明に覚えている……」と過去を振り返るモノローグが始まると、同じくずいぶん歳をとった僚友リカルド・カレスマが登場し、ああでもないこうでもないとやり取り。さらにはウィリアム・カルバリョら後輩たちも参加して……。
 
　となったところで、カリスマに膝を叩かれて目が覚めるＣ・ロナウド。どうやら現実の世界では、代表チームの仲間たちとサッカーゲームに興じている最中、居眠りをしてしまったようだ。そう、これは世界的に有名なサッカーゲーム『FIFA18』の最新ＣＭ。本品でＣ・ロナウドはカバーを飾るなど、メインイメージキャラクターを務めているのだ。

 

　現役引退後に俳優業への転身も囁かれる千両役者だ。動画を観たファンからは称賛のメッセージが相次ぎ、「これ傑作だよ。もう何回も観た」「クリスチアーノが渋すぎる！」「最初は誰だか気づかなかったよ」「カレスマのおなかが出ていて笑える」「いつまでも仲が良さそうで最高の雰囲気」と、話題をさらっている。
 
　肝心のプレーのほうでは、６月７日のアルジェリア戦で74分間ピッチに立ち、１アシストを記録するなど３－０の勝利に貢献。同15日のグループリーグ初戦、スペイン戦に向けて、Ｃ・ロナウド本人もチームも上々の仕上がりを見せている。