「ペップを見返したい」と意気込むトゥーレ・ヤヤ、ウェストハムで恩師ペレグリーニと再会か?

2018年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

英紙が「ウェストハムと交渉開始」と報じる。

シティからの退団が決定しているトゥーレ・ヤヤは、恩師ペレグリーニが新監督に就任したウェストハム行きが噂される。(C)Getty Images

 元コートジボワール代表のトゥーレ・ヤヤは、マンチェスター・シティとジョゼップ・グアルディオラ監督を見返したいと意気込んでいる。

 2010年からシティでプレーし、3回のプレミアリーグ優勝などタイトル獲得に貢献してきたトゥーレ・ヤヤ。だが、グアルディオラが監督に就任した昨シーズンは、代理人ディミトリ・セルクと衝突した指揮官に対して謝罪を余儀なくされ、2017-18シーズンは大幅に出場機会が減った。
 
 契約が満了する今夏を持って8年を過ごしたシティを去るトゥーレ・ヤヤは先日、グアルディオラ監督を痛烈に非難。セルク代理人はロシアのメディアで、「複数の国から多くのオファーがあったが、来シーズンはグアルディオラに捧げると決めたよ。シティのファンに、引退にはほど遠い選手だってことを示すんだ」と述べた(『ESPN』より)。

「彼は来シーズン、イングランドでプレーしたいと望んでいる。イングランドの選手たちに大金が投じられているこの時代だが、ヤヤはプレミアの6つのトップクラブならどこでも週給1ポンド(約150円)でプレーすると宣言するよ。成功ボーナスを別にしてね」

 シティで週給22万ポンド(約3300万円)を手にしていたトゥーレ・ヤヤが、本当に1ポンドという条件を受け入れるかは分からないが、大幅なサラリーカットも辞さない構えということだろう。

 その場合、トゥーレ・ヤヤの力が欲しいと願うのは、トップクラブだけではないはずだ。英紙『Daily Mail』は6月7日、ウェストハムが同選手との交渉を始めたと報じている。

 ウェストハムは先日、マヌエル・ペレグリーニ監督の就任を発表した。トゥーレ・ヤヤがシティでともにタイトルを獲得した指揮官だ。同監督とプレミアリーグを制した2013‐14シーズン、トゥーレ・ヤヤはMFながら20ゴールをマークしている。

『Daily Mail』紙は、トゥーレ・ヤヤがペレグリーニ監督との再会を熱望し、ウェストハムも交渉をまとめる自信を見せていると報じている。かつて4年連続でアフリカ最優秀選手賞を受賞した35歳の去就が注目される。
 
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