武藤嘉紀のプレミア行きにマインツSDが注目発言!「価値が爆発的に跳ね上がるかも」

2018年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

マインツが値札を2000万ユーロに設定とも

プレミア挑戦への野望を隠さない武藤。ロシアW杯で出色のパフォーマンスを見せつけ、夢舞台をも手繰り寄せるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 キャリア初のワールドカップ出場に闘志を燃やす日本代表FW、武藤嘉紀。本大会での活躍が大いに期待されるが、一方で新シーズンに向けたその動向も気になるところだ。
 
 2017-18シーズンのブンデスリーガでは、27試合に出場して8得点・4アシストと気を吐き、マインツの1部残留に多大な貢献を果たした。クラブとの現行契約は2019年6月までで、武藤自身は夢であるプレミアリーグ挑戦への意欲を口にしている。
 
 そんななか、マインツのスポーツ・ディレクター(SD)であるルーベン・シュレーダー氏がサッカー専門誌『Kicker』の取材に応じ、武藤の現状について率直な見解を示した。
 
「ヨシ自身がプレミアリーグへの想いを明かしたこともあり、イングランドから強い関心が寄せられているのは確かだ。実際にいくつかの問い合わせが来ているが、いずれもまだ正式なオファーには至っていないよ」

 
 マインツとしては高値で売却できるならば、交渉には応じる構え。シュレーダーSDはワールドカップで武藤の市場価値がさらに釣り上がればと、期待を寄せているという。
 
「原則として、ワールドカップは選手の市場価値を高められる格好の舞台だ。ヨシにもその可能性が十分にあるだろう。活躍いかんではプライスが爆発的に跳ね上がるかもしれない。我々にとっても、ヨシがロシアでどんなパフォーマンスを披露するのかは重要な関心事なんだ」
 
 武藤にはウェストハム・ユナイテッドやニューカッスル・ユナイテッドが熱視線を送っているとされ、ドイツ紙『Bild』によれば、マインツはその値札を2000万ユーロ(約26億円)に設定しているようだ。
 
 はたしてビッグステージでゴールという結果を叩き出し、イングランド行きの夢をも手繰り寄せるか。目下絶好調の"ヨシ"に注目だ。
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