「バルサは僕の家であり夢」 ウンティティが2023年まで契約を延長! チーム2位タイとなる違約金の額は?

2018年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

違約金は6000万ユーロから5億ユーロへ。

2023年までバルサとの契約を延長したウンティティ。違約金はピケやS・ロベルトらと同額の5億ユーロに設定された。 (C)Getty Images

 バルセロナのサポーターは、安堵のため息をついているだろう。

 6月4日、マンチェスター・ユナイテッドからの関心も噂されていたCBのサミュエル・ウンティティが、クラブと正式に契約を延長した。新契約は2023年までとなっている。

 設定された契約解除金は、それまでの6000万ユーロ(約78億円)から5億ユーロ(約650億円)に跳ね上がった。7億ユーロ(約910億円)のリオネル・メッシに次いでチーム2位タイとなるこの高額な違約金が、クラブの期待の大きさを表わしている。

 スペイン紙『Marca』によれば、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「とても重要な選手」と、延長にこぎつけたことを喜んでいるという。

「彼がいなければ、このチームは別のものになっているだろう。我々には彼が必要なんだ。だから2023年まで契約を延長したんだよ」
 
 もちろん、ウンティティ自身も「バルサとの契約を延長できて、とても嬉しいし、誇りに思っている」と喜びを語っている。

「少し緊張しているよ。夢が続くということだからね。バルサのことは、入団初日から家のように感じることができた。いつまでかは分からないけど、たとえば15年とか、ここに残れたらと思っているよ。バルセロナの街にもチームにもすごく満足している。みんなのことを信頼しているんだ」

 移籍の可能性を考えたのかと問われると、ウンティティは「バルサと契約を延長するのが最優先だった。僕の家であり、夢だからね。僕にとって、世界最高のクラブなんだ。他のチームでプレーしている自分は想像できない」と強調した。

「僕は街にもチームにもうまく馴染めた。ここでうまくやっているんだ。金額について話すつもりはない。僕にとって問題じゃないからだ。僕が望むのは、タイトルを勝ち取ること。大切なのはそれだけさ」

 今シーズンのバルサは、国内のふたつのタイトルを獲得した。新シーズンに期待されるのは、2014‐15シーズン以来となるチャンピオンズ・リーグ(CL)の優勝だ。

 ウンティティは、「すべてのタイトルの獲得をめざすのが僕らの義務だ。CL優勝のために、僕らはもっともっとハードワークをしなければいけない」と意気込んでいる。
 
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