【総体・出場校一覧】5試合72得点の青森山田が19年連続で夏の全国へ!本田圭佑の母校・星稜は…

2018年06月04日 高校サッカーダイジェスト編集部

青森山田、自慢の攻撃力が猛威を振るい、地区予選19連覇達成!

昨年のインターハイは3回戦で前橋育英に惜敗。今年こそは日本一を掴み取れるか注目だ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 6月4日、インターハイ(高校総体)の地区予選が各地で行なわれた。

 男子は前日までに23チームが三重で行なわれる全国大会の切符を獲得。今日は、新たに7校が出場権を手に入れている。

 この日、注目を集めたのは青森決勝だ。一昨年の選手権王者でプレミアリーグEASTでも上位争いを繰り広げている東北の雄・青森山田は、八戸学院光星野辺地西と対戦。前日の準決勝で23点を奪っている攻撃陣はファイナルでもその力をいかんなく発揮し、前半だけで3ゴールを奪った。後半もその勢いは衰えず、さらに3点を加えて合計6-0で快勝。19年連続22回目のインターハイ出場を決めた。ちなみに青森山田は今予選5試合で72得点を奪取。一方、失点は0となっており、改めて県内で敵なしであることを証明した。

 仙台では、仙台育英が出場権を獲得している。決勝で東北と対戦し、3-0の快勝。3年連続19回目の檜舞台だ。同じく東北の岩手では盛岡商が2年ぶりに夏の全国へ。専大北上との決勝では苦戦を強いられ、延長へともつれ込んだが、3-1で振り切って2年ぶり25回目の出場を手中に収めた。

 秋田では7年ぶりに西目が出場権を掴んでいる。3年連続でインターハイに出場していた秋田商を、準決勝で下した新屋を2-0で撃破。2011年に地元開催のインターハイへ出場して以来となる7度目の出場権を掴んだ。

 北信越では石川で決勝が開催され、ロシア・ワールドカップのメンバーに選出された日本代表・本田圭佑(パチューカ)の母校、星稜は金沢桜丘と対戦。主将・岩岸宗志(3年)が2ゴールを奪うなど、3-0で勝利を収めて7年連続27回目の出場を決めた。

 そのほかでは大分(大分)、徳島市立(徳島)が夏の全国大会に挑む権利を獲得。4日に7チームが出場権を掴み、今夏の全国大会行きを決めたのは合計で30チームとなった。明日5日は佐賀で決勝が行なわれる予定になっている。

 一方、女子は関東大会のファイナルを行ない、前橋育英(群馬)が星槎国際湘南(神奈川)を下して優勝。3位決定戦の十文字(東京)と日本航空(山梨)の一戦は、十文字に軍配が上がり、関東からの出場する3チームは、前橋育英、星槎国際湘南、十文字となった。

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