マドリーの選手たちが電撃退任のジダンにSNSで感謝を綴るなか、唯一この輪に加わらなかったのが…

2018年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

SNS上では別れの言葉を見つけられず。

ジダン監督に対する別れの挨拶がなかったベイル(中央)は、今夏の退団が噂されている。(C)Getty Images

 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は5月31日、今シーズン限りでの退任を発表した。チャンピオンズ・リーグ(CL)3連覇という偉業を成し遂げた稀代の名将の突然の決断に、世界が驚きに包まれたのは間違いない。

 ジダン監督はすでに決断を下し、クラブもそれを尊重すると決めた。

 おそらく、世界の人々と同様に驚いたであろうマドリーの選手たちも、指揮官の決定を受け入れるしかない。電撃退任の知らせを聞いた選手たちは、SNSでそれぞれジダン監督に感謝のメッセージを綴った。以下はその一部だ。
 
◆クリスチアーノ・ロナウド
「あなたの選手だったことに誇りしか感じません。監督、すべてに感謝しています」

◆セルヒオ・ラモス
「選手としても、監督としても、あなたは頂点で別れを告げると決めたのですね。素晴らしい2年半に感謝します。あなたの財産は決して消えることがないでしょう。僕たちが愛するマドリーの歴史において、もっとも成功した時代のひとつでした」

◆マルセロ
「僕はあなたからたくさんのことを学びました! すべての練習、試合、話、助言を、子どものように楽しんできました! すべてに感謝しています! 僕にとってあなたはとても特別な人ですよ! あなたはその献身ぶりと仕事、愛情、情熱、何よりも謙虚さで、歴史を作りました! すべてにありがとう!」

◆ルカ・モドリッチ
「あなたと仕事をし、学ぶことができたのは、大変な特権でした! あなたとの時間は決して忘れません! すべてに感謝し、幸運を祈ります! ありがとう」

◆トニ・クロース
「ありがとう、監督! 嬉しかったです」

◆カゼミーロ
「このチームのために、マドリーのために、マドリディスモのために、あなたがしてきてくれたすべてに感謝するのにふさわしい言葉が見つかりません。自分のアイドルが監督だったなんて、特権であり、光栄でした。永遠のジズー」

◆ダニエル・カルバハル
「僕たちの監督としてのこの2年半に感謝するばかりです。あなたもスタッフも素晴らしいプロフェッショナルでした。選手としても、人としても、僕はあなたからたくさん学びました。監督の今後の幸運を祈り、僕たちのためにすべてを捧げてくれたことに改めて感謝します」

◆ケイラー・ナバス
「監督、感謝しかありません。幸せな時、だが何よりも難しい時に、たくさん支えてくれてありがとう。ファミリーのグループを作ってくれて、アドバイスをくれて、笑顔でいれば一日が楽しくなると教えてくれてありがとう」

◆ラファエル・ヴァランヌ
「プロとしても人としても素晴らしい模範…すべてにありがとう! #リスペクト #謙虚」

◆イスコ
「あなたと仕事ができて、毎日学ぶことができて、一緒に勝つことができて、光栄でした。あなたはこのチームに新たな歴史を築きました。幸運を祈ります!」

◆カリム・ベンゼマ
「あなたのような偉大な人の下で成長できたのは、なんと光栄なことか! ありがとう、ジズー」

 ここで紹介した以外にも、ルーカス・バスケスやマルコ・アセンシオなど、トップチームの選手たちはみな、指揮官に向けた思い思いのメッセージをSNSに投稿している。

 ただ、その輪にひとり加わらなかった選手がいる。ガレス・ベイルだ。衝撃的なニュースが世間を賑わせた木曜日、ベイルがSNSでジダン監督へのメッセージを投稿することはなかった。

 リバプールとのCL決勝では、途中出場から見事なバイシクルシュートを含む2ゴールを奪って3連覇を引き寄せたものの、出場機会の少なさから、試合後に移籍を匂わす発言をしていたベイル。ここで別れを告げなかったのは、やはりジダン監督との関係が悪化していたことを意味するのだろうか。
 
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