本田圭佑は日本代表に不可欠なのか? 西野監督がW杯を戦う上で評価したのは…

2018年05月31日 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

「彼の影響力はチームにプラスをもたらしてくれている」(西野監督)

本田(左)は2010年の南アフリカ大会のような輝きを放てるのだろうか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 5月31日、日本サッカー協会は都内でメンバー発表会見を実施。ロシア・ワールドカップに挑む日本代表のメンバー23人を発表した。

 21日からの直前合宿に参加した26名(負傷離脱した青山敏弘を除く)より、三竿健斗、井手口陽介、浅野拓磨が脱落。一方で、以前のように絶対的な存在とは言えなくなっていた本田圭佑はロシア行きを掴み取った。

 30日のガーナ戦では目に見える結果を残せなかったが、W杯では日本人最多となる3ゴールを挙げている本田。自身3度目となる大舞台でどのようなプレーを見せてくれるのか、興味は尽きない。
 では、なぜ本田はメンバーに入ったのか。その理由を西野朗監督は記者会見で明かしている。

「コンディションは上がってきていますし、彼の影響力はチームにプラスをもたらしてくれている。なので、それこそ経験値だけではない彼のストロングな部分というのは、このキャンプで強く感じました」

 6月13日に32歳を迎える本田の経験値や存在感は、やはり別格ということなのだろう。槙野智章も21日から行なわれていた合宿中に、「食事会場での笑い声だったり、話し声というのは間違いなく彼が一番だと思いますし、自然に中心にいるのは彼だと思います」と話していた。

 過去2大会は初戦でゴールを決めている本田。今回のワールドカップでも結果を残し、西野監督の期待に応えられるのか注目が集まる。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)

【日本代表PHOTO】ロシアW杯本大会に臨む登録メンバー23人
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