「壮行試合が台無し」「脅威となり得ない」AFC公式がガーナに完敗の西野ジャパンをバッサリ

2018年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

スイス、パラグアイとの連戦で「最後のチューニング」

後半頭から登場も、ほぼ見せ場らしい見せ場がなかった香川。23名入りを果たせるかどうかは微妙な情勢だ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 水曜日、大雨の日産スタジアムでガーナ相手に0-2の完敗を喫した日本代表。西野朗新体制の船出を勝利で飾ることはできなかった。
 
 アジア・サッカー連盟の公式サイトはこのワールドカップ・アジア代表の"初陣"を速報でレポート。「日本が勝利を拒否された」と題し、西野ジャパンの不甲斐ない試合内容を以下のように伝えている。
 
「日本にとっては国内最後のテストマッチだったが、ガーナがものの見事に壮行試合を台無しにした。開始8分にトーマスが目の覚めるようなフリーキックを決めると、後半開始6分(51分)にはボアテンクがPKで加点。危なげない試合運びを見せた」

 
 日本は後半に入って矢継ぎ早に交代のカードを切ったが、流れは好転しなかった。同公式サイトは「日本のタリズマン(守り神)であるケイスケ・ホンダ(本田圭佑)は2度のチャンスを掴むも点には繋がらない。足首の怪我から復帰したシンジ・カガワ(香川真司)、シンジ・オカザキ(岡崎慎司)、ガク・シバサキ(柴崎岳)ら続々と登場した注目選手たちも効果的な動きはできず、ガーナの脅威となり得なかった」と断じている。
 
 そして、「日本は木曜日に最終登録の23名を発表」と紹介し、「その後欧州遠征に向かい、スイス、パラグアイとの試合で最後の"チューニング"を施し、コロンビア、セネガル、ポーランドとのワールドカップ・グループリーグに臨むのだ」と締めくくっている。
 
 普段は中立的な視点での取り上げ方がもっぱらのAFC公式だが、今回の日本vsガーナ戦はやや踏み込んだ論調となっていた。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事