ガーナ戦を翌日に控え、西野監督が23人のメンバー選考に言及。その基準とは?

2018年05月29日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「明日のゲームがすべてではない」

ガーナ戦の前日会見に臨んだ西野監督。ワールドカップへのメンバー選考について語った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 5月29日、日本代表の西野朗監督がガーナ戦の前日会見に臨んだ。西野ジャパンの初陣となる一戦に向けて、指揮官は次のように意気込みを語った。
 
「(5月)21日から全員ではないですが、キャンプをスタートさせて9日目になります。日に日に代表チームの形になるなかで、明日、重要な一戦を迎えます。模索しながらチーム作りをしているなかで、待ったなしで本大会は迫っています。明日は代表チームらしい戦いをしたいという気持ちだけです。
 
 選手のコンディションはトップフォームの選手もいますし、怪我を抱えている選手もいますし、みんな調整している段階です。新しいトライもしている段階です。ただどういった戦いになるのか楽しみです。そこを感じながら、良い調整をして明日を迎えたいです」
 
 また、5月31日に発表する23人のワールドカップメンバーに関しても言及した。
 
「明日のゲームはすべてではないです。9日間やってきたキャンプでの状態。期待していた部分、猶予を与えて戻って来た選手、そうではない選手もいます。主力の選手に関しては状態とすれば決して悪くはありません。この段階である程度メンバーは捉えています。(ガーナ戦は)選考のテストのゲームなので、そういったところで選手を試していこうとは考えています。ゲームから離れていた選手や怪我から復帰した選手など、チェックしたい選手もいるので、そこは加味したいと思います」
 
 さらに「期待していた選手たちが、期待を感じさせる状態になっているなかで選ばなくてはいけないので、苦しみというか迷いはあります」と、今の率直な想いも口にした。
 
 果たしてガーナ戦を経て、西野監督がどのような23人を選ぶのか注目だ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)


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