来季バイエルン新監督に捧げるスペインサッカー界の“レジェンド”ラウールの金言

2018年05月28日 遠藤孝輔

一歩踏み出す決断が、その後の成功と幸運を掴むことに繋がる。

5月19日のDFBカップ決勝で30年ぶりのタイトルを獲得。奇しくも決勝の相手はバイエルンだった。(C)Getty Images

≪注目のコメント≫
「このチャンスは逃せなかった」
 
発言者:ニコ・コバチ
(フランクフルト監督)
 
 来シーズンからバイエルンを率いるクロアチア人指揮官が、オファーを受け入れた理由がこれ。フランクフルトとの契約を1年残したタイミングでの移籍となるが、「なにより私が自分に大きく期待している」と未来に目を向けている。自身の監督キャリアの中では最大となる今回のステップアップ。46歳の新たなチャレンジから目が離せない。
 
≪コバチに捧げる"金言"≫
「目の前に来た列車に飛び乗れるかが、
成功と失敗、幸運と不運を分ける」
発言者: ラウール・ゴンサレス(元スペイン代表)
 
 大きな決断を下したコバチ監督の現状を表現するとすれば、まさに目の前にやって来た列車に飛び乗ったところだろう。あとは成功や幸運を掴めるか。スペインを皮切りに、ドイツ、カタール、アメリカでも大きな足跡を残したラウールの名言に従うなら、きっと明るい未来が待っているはずだ。
 
文:遠藤孝輔
 
※ワールドサッカーダイジェスト2018.5.17号より加筆・修正
 
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