殊勲のベイル、オーバーヘッド弾を「CL決勝のベストゴール」と自画自賛! しかし先発落ちに失望し、去就にも言及…

2018年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕は毎週、試合に出る必要がある」

放出候補にも挙がりながら、その価値の高さを大一番で証明したベイル。今夏の動きが注目される。 (C) Getty Images

 レアル・マドリーのチャンピオンズ・リーグ(CL)3連覇達成において、ガレス・ベイルは2ゴールで大きな貢献を果たした。
 
 61分にイスコとの交代でピッチに入ると、その3分後にマルセロのクロスに合わせて身を躍らせ、鮮やかなオーバーヘッドでゴール左隅に勝ち越し弾を叩き込んだ。
 
 さらに83分にも、左からカットインし、距離のある位置から思い切って左足を一閃。GKカリウスが正面のシュートを後ろに逸らすというミスがあったものの、リバプールの心を折る貴重なゴールを決めてみせた。
 
 重要な一戦で最高殊勲者となったベイル。当然、自身の活躍やチームの偉業に喜びを表わしたものの、同時にスタメンが予想されながらもベンチに置かれたことに対する不満も隠せず、試合後には今後の去就にも言及している。

 彼のコメントは以下の通り。
 
――◇――◇――
 
 決勝では、何よりも試合に出ること、そしてインパクトを残すことが大事だと思っていた。
 
(オーバーヘッドについて)CL決勝でのベストゴールだと思う。これ以上ない大きな舞台で、自分のゴールで勝つことができて、とても嬉しい。
 
(今シーズンのマドリーについて)リーガでは良くなかったが、それでも我々はCLを勝ち取り、特別なことをやり遂げた。しっかり準備して、モチベーションも高めてきた。リーグでは残念だったが、終わってみれば素晴らしいシーズンだった。
 
 多くの批判を浴びたが、我々がどれだけロッカールームでハングリーであり、どれだけ準備をして気持ちを高めていたかを、人々に教えてあげたい気分だ。
 
 今日の試合、スタートから試合に出られなかったことには、明らかに失望している。僕はスタメンに入るのに相応しいと思っていたが、監督は違う選択をした。
 
 僕は毎週、試合に出る必要がある。確かに今シーズンは最初に全治5、6週間の怪我をして2週間おきにプレーする時もあったが、今は完調だ。この夏、今後のことについて、代理人としっかり話し合わなければならない。(『as』『MARCA』より)

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