19歳の神童が8代目の「10番」に! フランス代表、ロシアW杯出場23名の背番号が決定

2018年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

エースナンバーは3月に初めて与えられたばかり

3月のテストマッチでは10番に相応しいプレーを披露したエムバペ。プラティニやジダンのように、「レ・ブルー」のエースナンバーを長く背負う存在となれるか。ちなみに直近のメジャーイベント、EURO2016での10番はピエール=アンドレ・ジニャクだった。 (C) Getty Images

 フランス・サッカー連盟は5月24日(現地時間)、ロシア・ワールドカップに出場するフランス代表メンバーの背番号を発表した。
 
 注目の背番号10のユニホームは、パリSGに所属する19歳の"神童"キリアン・エムバペが纏うこととなった。
 
 昨年までのA代表マッチでは12、20、またユース年代では11、13といったナンバーも与えられていたエムバペは、クラブレベルでも、モナコ、パリSGともに、背番号は29だった(今シーズン開幕前、モナコで10番を与えられるも、すぐに移籍している)。
 
 このようにエースナンバーとは縁遠かったが、3月の親善試合(コロンビア戦・ロシア戦)で初めて10番を背負うと、自身初のW杯にもエースナンバーで臨む名誉(と重大な使命)を授かった。
 
 フランスのW杯における歴代背番号10は、ロベール・ジョンケ(54・58年)、エクトル・ド・ブルゴワン(66年)、ジャン=マルク・ギルー(78年)、ミシェル・プラティニ(82・86年)、ジネディーヌ・ジダン(98・02・06年)シドニー・ゴブ(10年)、カリム・ベンゼマ(14年・FW)で、エムバペは8代目となる(38年大会以前は背番号なし)。
 
 フランスは今後、アイルランド(5月28日)、イタリア(6月1日)、アメリカ(9日)とテストマッチを行ない、本大会では、16日にオーストラリア、21日にペルー、26日にデンマークと、それぞれグループステージで対戦する。
 
◇GK
1 ウーゴ・ロリス(トッテナム/イングランド)
16 ステーブ・マンダンダ(マルセイユ)
23 アルフォンス・アレオラ(パリ・サンジェルマン)
 
◇DF
2 バンジャマン・パバール(シュツットガルト/ドイツ)
3 プレスネル・キンペンベ(パリ・サンジェルマン)
4 ラファエル・ヴァランヌ(レアル・マドリー/スペイン)
5 サミュエル・ウンティティ(バルセロナ/スペイン)
17 アディル・ラミ(マルセイユ)
19 ジブリル・シディベ(モナコ)
21 リュカ・エルナンデズ(アトレティコ・マドリー/スペイン)
22 バンジャマン・メンディ(マンチェスター・シティ/イングランド)
 
◇MF
6 ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
12 コランタン・トリソ(バイエルン/ドイツ)
13 エヌゴロ・カンテ(チェルシー/イングランド)
14 ブレーズ・マテュイディ(ユベントス/イタリア)
15 ステベン・エヌゾンジ(セビージャ/スペイン)
 
◇FW
7 アントワーヌ・グリエーズマン(アトレティコ・マドリー/スペイン)
8 トマ・ルマール(モナコ)
9 オリビエ・ジルー(チェルシー/イングランド)
10 キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)
11 ウスマンヌ・デンベレ(バルセロナ/スペイン)
18 ナビル・フェキル(リヨン)
20 フロリアン・トバン(マルセイユ)
 
監督:ディディエ・デシャン
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