柏レイソルは５月20日、同日に豊田スタジアムで行なわれた名古屋グランパス戦で負傷退場したGK中村航輔の検査結果を公表。脳しんとうおよび頚椎捻挫と診断され、「本日は大事を取って入院し、経過観察してまいります」と発表した。

　中村は名古屋戦の後半アディショナルタイム、ゴール前へのロビングパスをクリアしようと前に出て、飛び込んできた名古屋のＦＷジョーと激しく交錯。相手が高く上げた足に引っかかって空中で一回転し、そのまま頭から地面に落下した。
 

　中村は意識が朦朧としていたようで、ピッチに倒れたまま起き上がれず。試合はこのプレーで時間が止まったまま、レフェリーの判断でタイムアップになり、その後に守護神は担架でピッチ外へと運ばれていた。

　中村はロシア・ワールドカップに向けた強化試合のガーナ戦のメンバーにも選ばれていただけに、登録メンバー入りへ暗雲が漂う状況となってしまった。

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