神戸の強力2トップが揃い踏みの4ゴール!札幌はふたりが退場して12試合ぶりの黒星

2018年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウェリントンが全4ゴールに絡む活躍

絶好調のウェリントン(17番)。ヒーローインタビューでは、「中断期に入るのが残念」と本音を漏らした。写真:川本学

[J1リーグ15節]神戸4-0札幌/5月20日/ノエスタ
 
 神戸の強力2トップが爆発した。J1リーグ15節の札幌戦で、ウェリントンと渡邉千真が揃って2ゴール。ホームチームは守っても無失点に抑え、好調を維持していた北の雄を4-0で粉砕した。
 
 まずは9分、ウェリントンがCKに合わせてヘディングシュートを見舞う。さらに、このブラジル人は、23分にも田中順也のクロスを右足で仕上げて2点目をゲット。

 2-0で折り返した後半は、55分にウェリントンが頭で落としたボールに渡邉が反応し、GKとの1対1を制してリードを広げる。さらに、相手が69分、73分とふたりの退場者を出して数的優位に立つと、87分にウェリントンの巧みなヒールパスを受けた渡邉が、左足で4点目を叩き込んだ。
 
 2ゴール・2アシストと全得点に絡んだウェリントンは、ヒーローインタビューで「自分でも2点を取れて、2アシストで仲間にも貢献することができた。特別な日になりました」と会心の笑みを見せ、「チャンスを与えてくれた監督のために結果も残せて、個人的にも嬉しく思っていますし、それ以上に皆さんの前でチームが勝てたことが何よりだと思っています」とサポーターに呼びかけて勝利を喜んだ。
 
 ウェリントンは2試合連続ゴール。ポドルスキの負傷によって与えられたチャンスをきっちりと活かし、存在をアピールした。
 
 この勝利で神戸は勝点を22に伸ばし、6位に浮上した。一方、札幌は無敗記録が11でストップ。3月10日の3節・清水戦以来の黒星を喫し、暫定5位に後退している。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事