【G大阪】降格したシーズンと比べて現状は良い? 悪い? 遠藤保仁の答えは――

2018年05月17日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「我慢しながら、今はやっていきたい」

下位に低迷するG大阪だが、遠藤は「今のような順位にいるチームではない」と今後の巻き返しを誓った。(C)SOCCER DIGEST

 浪速の雄が苦しんでいる。14節終了時のリーグ順位は、プレーオフに回る16位。一時は2連勝(11・12節)を収めて浮上のきっかけを掴んだかに見えたが、直近2試合は1分1敗と再び、勝利から遠ざかっている。
 
 思うように勝点を積み上げられないチームの現状を、遠藤保仁はどう捉えているのか。
 
「もちろん、現実を受け止めてやらないといけない。勝点を落としたような試合や、前半と後半でまったく違う展開もたくさんある。もう少し安定した戦い方をしていきたい。我慢しながら、今はやっていきたい」
 
 6年前の12年シーズンには17位に終わり、自身もJ2降格を経験。報道陣から、「当時と比較して、まだポジティブな要素はあるか」と問われると、「メンバーも監督も違うので、一概に比べるのは難しいけど」としたうえで、こう答えた。
 
「良い時のゲームでは、どこにも負けないようなサッカーができると思うし、逆に不安定な戦い方をすれば、どのチームにも負けてしまう。いかに高いパフォーマンスで、安定してゲームを組み立てられるかが、今後の一番の課題だと思う。
 
 メンバーの質からすれば、今のような順位にいるチームでは決してないので。この状況を打破していくためにも、ワールドカップの中断期間まで残り少ないけど、しっかり良い結果を出して、中断開けにうまくつなげていけるようにしていければ、まだ巻き返せると思う。1試合1試合しっかりと、戦っていきたい」
 
 中断前最後のゲームは、ホームに浦和を迎える。「力のあるチーム」(遠藤)を相手に安定感のある戦いができるか、そして3試合ぶりの勝利を得られるか、注目したい。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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