フローニンヘン堂安律が元ヴェルディ“異端児”との2ショット写真を公開!「出会いに感謝です」

2018年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

欧州屈指のサムライに成長を遂げた俊英に西野監督は…

エールディビジで旋風を巻き起こした堂安。この勢いを駆って、ロシアW杯に臨む日本代表メンバーに食い込むか。(C)Getty Images

 欧州挑戦1年目で鮮烈のパフォーマンスを連発し、オランダ・エールディビジで確かな足跡を残した堂安律。東京五輪世代の俊英は2017-18シーズンに29試合出場、9得点・4アシストの数字を叩き出し、フローニンヘンのシーズンMVPに選出された。ロシア・ワールドカップを戦う日本代表への初招集も期待されている。
 
 束の間のオフを満喫している19歳が訪れたのは、スペインのバルセロナ。そして彼もまた、日本のサッカー関係者なら誰もが足を運ぶという名店の暖簾をくぐったようだ。バルセロナの有名なうどん屋『宵宵祇園』で、オーナーを務めるのは、元Jリーガーの石塚啓次氏である。

 
 石塚氏は京都の山城高から鳴り物入りでヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に入団し、"和製ルート・フリット"と謳われた天才肌の攻撃的MF。コンサドーレ札幌、川崎フロンターレ、名古屋グランパスを渡り歩き、2003年に29歳の若さで現役を引退した。その後は一念発起して12年に家族でスペインへ移住し、15年に同店を開業。いまや日本のメディアにもよく登場する、知るひとぞ知る"うどんマスター"なのだ。
 
 堂安は自身のインスタグラムで石塚氏との邂逅を報告。「バルセロナにあるうどん屋さん、宵々祇園の石塚さんとパシャリ。人との出会いに感謝です」と綴り、ともに親指を立てるポーズできめた2ショット写真を公開した。24歳も年上のファンタジスタから、そして同じ関西人の先輩からどんな薫陶を受けたのか。実に興味深いセッションだ。
 
 先日、すでに合意済みだったガンバ大阪からの完全移籍を報告し、フローニンヘンと新たに2021年6月までの3年契約を結んだ。西野朗・日本代表監督は欧州屈指の"サムライ"へと成長を遂げた若武者に、はたして声を掛けるのか。大いに注目される。
 

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