ガルシア監督は「補強の必要性を感じていない」
マルセイユで充実の日々を送る酒井。水曜日にはEL決勝で、A・マドリーの強力攻撃陣の前に立ちはだかる! (C)Getty Images
金曜日のリーグアン32節、ギャンガン戦で戦列復帰し、フルタイム出場を果たした酒井宏樹。4月21日の34節リール戦で左膝の靭帯を傷め、当初の予定より早い2週間で再合流。怪我の状態が懸念されたが、これまでのところリバウンドの情報はなく、水曜日にヨーロッパリーグ決勝(アトレティコ・マドリー戦)を控えるマルセイユにとっても、ロシア・ワールドカップに臨む日本代表にとっても、ひとまずは朗報となった。
そんなマルセイユ周辺で、にわかに取り沙汰されているのが新SBの獲得だ。ユベントスとの現行契約が今シーズンいっぱいで満了となるスイス代表、シュテファン・リヒトシュタイナーである。現在34歳ながら今シーズンも存在を大いに示し、ユーベのセリエA7連覇に貢献。入団7年目の熟練工はユーベとの契約更新はせず、移籍金ゼロのボスマン・プレーヤーとして新天地を探している。
そんなマルセイユ周辺で、にわかに取り沙汰されているのが新SBの獲得だ。ユベントスとの現行契約が今シーズンいっぱいで満了となるスイス代表、シュテファン・リヒトシュタイナーである。現在34歳ながら今シーズンも存在を大いに示し、ユーベのセリエA7連覇に貢献。入団7年目の熟練工はユーベとの契約更新はせず、移籍金ゼロのボスマン・プレーヤーとして新天地を探している。
有力候補の筆頭はボルシア・ドルトムントで、ドイツ全国紙『Bild』は「条件面で基本合意に達した」と報じている。だが一方で同じドイツのサッカー専門誌『Kicker』は、「まだなにも正式には決まっていない。ドルトムントは有力候補のひとつだ」という選手側関係者のコメントを紹介。見解は分かれている。イタリア国内で手を挙げているクラブも複数あり、引き手数多の状況だ。
5月13日にフランスのサッカーサイト『Foot-Sur7』が報じたのが、「マルセイユも争奪戦に加わった」というもの。主戦場が右サイドのリヒトシュタイナーだけに、酒井の立場を脅かす存在となるかもしれない。同メディアはこう論じている。
「リヒトシュタイナーはフランスでの経験が豊富で(かつてリールでプレー)、依然として評価も高い。サイドバックの選手層に不安が生じたマルセイユは冬にも獲得を狙ったが、リュディ・ガルシア監督はブナ・サールを右サイドに固定し、ヒロキ・サカイを左に回して対処した。指揮官は右サイドバックの補強に必要性を感じていないと明言するが、現有戦力では攻撃面の迫力不足が明らか。もし獲得できたなら、自慢のアタッカー陣を強力にバックアップするだろう」
5月13日にフランスのサッカーサイト『Foot-Sur7』が報じたのが、「マルセイユも争奪戦に加わった」というもの。主戦場が右サイドのリヒトシュタイナーだけに、酒井の立場を脅かす存在となるかもしれない。同メディアはこう論じている。
「リヒトシュタイナーはフランスでの経験が豊富で(かつてリールでプレー)、依然として評価も高い。サイドバックの選手層に不安が生じたマルセイユは冬にも獲得を狙ったが、リュディ・ガルシア監督はブナ・サールを右サイドに固定し、ヒロキ・サカイを左に回して対処した。指揮官は右サイドバックの補強に必要性を感じていないと明言するが、現有戦力では攻撃面の迫力不足が明らか。もし獲得できたなら、自慢のアタッカー陣を強力にバックアップするだろう」