「鮮やかに観衆を沸かせた」長友佑都が相手選手の股間を抜く圧巻のヒールパス!

2018年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

怒涛の攻勢のなかでひとり冷静に振る舞い…

絶好調のままシーズンを終えようとしている長友。最終節で自身初のリーグ優勝を懸けた大一番に臨む。(C)Getty Images

 日本代表DF、長友佑都が披露した絶妙なバックヒールが話題だ。
 
土曜日に開催されたトルコ・シュペルリギ33節、ガラタサライがホームにマラティアスポルを迎えた一戦だ。序盤に2得点を奪ったイスタンブールの雄は終始試合を優位に進め、そのまま2-0で快勝。首位の座をがっちりキープし、来週日曜日の最終節(ギュズテペ戦)で引き分け以上の結果を残せば、3シーズンぶり21回目のリーグ優勝が確定する。
 
 そのマラティアスポル戦で、入団後14試合連続のフルタイム出場を飾った長友。先制点後の前半5分に見せた妙技が称賛を浴びている。

 
 左サイドのタッチライン際。敵陣深くでボールを持つと、予想だにしないタイミングでヒールパスを繰り出す。これが相手選手の股間を抜いて、後方から走り込んできたロドリゲスに通ったのだ。咄嗟の判断ながら、ものの見事に決まったビッグプレーにホーム大観衆は大喜び。トルコの全国紙『Milliyet』は速報ページで「ナガトモが鮮やかなパスで観衆を沸かせた」と伝え、米スポーツ専門チャンネル『ESPN』トルコ版も「素晴らしいトリックだ」と称えた。
 
 先制点を奪い、怒涛の勢いで攻め立てるガラタサライにあって、歴戦の勇士が余裕しゃくしゃくのプレーで「冷静になれ」「余裕を持て」と無言のメッセージを送っているようにも見える。何度観ても味わい深いシーンだ。
 

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