元・悪童ロマーリオがセレソンの後輩に性行為を勧める! 一体なぜ?

2018年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

悪童としても愛された男のアドバイス!

1994年のアメリカW杯を制したロマーリオ。G・ジェズスへのアドバイスは、世界の頂を知るからこその言葉なのかもしれない。 (C) REUTERS/AFLO

 偉大な先達からセレソンの未来を担う俊英に送られた"助言"が、話題となっている。

 現地時間5月10日、ブラジル・メディア『Lance』の取材に応じた元ブラジル代表FWロマーリオは、同代表の後輩であるマンチェスター・シティのガブリエウ・ジェズスにあるアドバイスを送った。

 ロマーリオといえば、言わずと知れた往年の名ストライカーだ。

 クラブでは、主にヴァスコ・ダ・ガマやPSV、バルセロナ、フラメンゴで活躍し、ブラジル代表でもエースとして1994年アメリカ・ワールドカップ制覇や2度のコパ・アメリカ優勝(1989、1997)の原動力となった。

 身長は167センチと小柄ながら、その卓越したテクニックと的確な動き、そしてペナルティーエリア内での見事な駆け引きで次々に敵のゴールを陥れた天性の点取り屋は、キャリア通算1000ゴール(自己申告のため信憑性を疑う声もある)を達成するなど、多くの人々を魅了した。

 また、ロマーリオはピッチ外での行動が話題を呼ぶ人でもあった。練習をさぼったり、敵味方関係なく監督や選手を批判(罵倒)したり、頻繁に夜遊びに繰り出したりと、やりたい放題。そういった"悪童"としての一面が、多くのサッカーファンから親しまれた要因でもあるのだが……。

 そして、現在はブラジル下院議員として国政に尽力しているロマーリオが、セレソンの後輩にあたるG・ジェズスに、来るロシアW杯に臨むにあたって与えた訓示もまた、"奔放"なものだった。52歳の元代表エースは、次代のエース候補へ次のような言葉を送っている。

「W杯というものは、他とは全く異なる戦いだ。100%集中しなければ、ベストなプレーはできない。G・ジェズスは、そこでゴールを決めなければいけないね。おそらく、世界の8割から9割のベストプレーヤーたちが集まるから、彼が欧州で結果を残していることはプラスに働くだろう。

 ただ、まず彼に勧めたいのは、『たくさんの良いセックスをしろ』っていうことなんだ。そうやって最高の休日をしっかりと過ごして、試合の日は最高の集中力で臨めばいい。そうすれば、彼はそのクオリティーを示せるだろうし、それはセレソンにとって重要ことだ。彼はよくサッカーを知っているし、きちんと休めば、必ずゴールを決めるはずさ」

 今シーズンはプレミアリーグ28試合に出場し、12ゴールを挙げてマンチェスター・Cのプレミア制覇に貢献したG・ジェズスは、ブラジル代表でも2016年9月にA代表デビューを飾ってから、通算15試合で9ゴールをマークしている。

 そんな神童FWが、今回のロマーリオの助言に耳を貸すかどうか定かではないが、ロシアで躍動して、一躍大ブレイクを果たすかどうかには注目したいところだ。

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