【京都】今季2勝止まりの布部監督が成績不振で退任…ジュロヴスキー新体制で再出発

2018年05月11日 サッカーダイジェスト編集部

「我々はまだ生きているし、選手たちはいい質を持っています」(ジュロヴスキー新監督)

就任2年目の布部監督は、わずか2勝しか挙げられないまま任を解かれた。(C)Getty Images

 京都は5月11日、布部陽功監督の退任とボスコ・ジュロヴスキーコーチが監督に就任することを併せて発表した。

 昨季から指揮を執る布部監督の下で今シーズンを迎えた京都は、町田との開幕戦を落とすと以降も低空飛行を続け、10節の熊本戦(1-2)後にはクラブ史上初の最下位に転落。続く水戸戦こそ2-1でモノにしたものの、12節の栃木戦(1-3)で再び敗戦を喫し、6日の山口戦からはジュロヴスキーコーチが指揮を執っていた。

 布部監督はクラブの公式サイト上で「皆様のご期待にお応えすることができなく心からお詫び申し上げます。クラブに関わる全ての皆様と、素晴らしいスタッフ、選手達でつくる京都サンガF.C.をこれからも応援しています。本当にありがとうございました」などと声明を発表。
 また、ジュロヴスキー新監督は「今は本当に難しい状況ですが、我々はまだ生きているし、選手たちはいい質を持っています。

 今すぐに先のことは言えませんが、目の前の1試合1試合を集中して、すべての試合で100パーセントの力を出しきる、ハードワークすること、歴史ある京都のクラブの監督を務めるにあたり、感謝と誇りを持って、選手・クラブとともに戦うことを約束します。サポーターの皆さん、これからもチームをともにサポートしてください」とコメントしている。
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