【J1展望】磐田×神戸|好調の磐田は3連勝でトップ5浮上なるか?

2018年05月11日 サッカーダイジェスト編集部

磐田――松浦、山田、田口のトライアングルに期待

故障者/磐田=アダイウトン、ムサエフ、針谷、森下 神戸=ポドルスキ
出場停止/磐田=ギレルメ 神戸=なし

J1リーグ14
ジュビロ磐田 ヴィッセル神戸
5月12日(土)/14:00/ヤマハスタジアム
 
ジュビロ磐田
今季成績(13節終了時):6位 勝点21 6勝3分4敗 15得点・12失点
 
【最新チーム事情】
●前節の柏戦で山田が待望の今季初得点。
●5月9日のルヴァンカップで中野が2ゴール、荒木が2アシストの活躍。
●5月2日の横浜戦で暴力行為を働いたギレルメは、Jリーグ規律委員会から退場処分と併せて7試合の出場停止を科された。クラブからの処分は別に下される。
●森下が肉離れで戦線離脱。練習合流まで3週間かかる見通し。
 
【担当記者の視点】
 15連戦の終盤だが、チームは調子を上げている。前節は山田、川又のゴールで柏に逆転勝利。アウェー2連戦で勝点6を持ち帰った。"静岡ダービー"となった水曜日のルヴァンカップも中野、荒木らの活躍で制した。主力が多く離脱するなか、若手の突き上げがチームを活性化させている。
 
 神戸戦はボランチに山本が先発する見込みで、柏戦で負傷した小川大も問題なさそうだ。名波監督は、その小川と宮崎が務める両アウトサイドを神戸戦のポイントに挙げる。個の力に優れたアタッカーはもちろん、前への推進力があり攻撃のアクセントになっている相手のサイドプレーヤーをケアし、押し下げることができるか。
 
 ここが機能すれば、松浦、山田、田口の好調トライアングルが躍動するはずだ。昨季は14節から6連勝を記録。新戦力が馴染み、連勝で勢いに乗っているだけに、今季もその再現といきたいところ。まずはリーグ3連勝で今季目標のトップ5に浮上したい。
 

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