【J1展望】柏×川崎|苦戦するポゼッションチーム同士の対決。両者ともに主力が欠場で対策は?

2018年05月11日 サッカーダイジェスト編集部

柏――ハイプレスでボール奪取したい

故障者/柏=中川寛 川崎=E・ネット
出場停止/柏=なし 川崎=なし

J1リーグ14
柏レイソル-川崎フロンターレ
5月12日(土)/15:00/三協フロンテア柏スタジアム
 
柏レイソル
今季成績(13節終了時):9位 勝点17 5勝2分6敗 15得点・15失点
 
【最新チーム事情】
●負傷離脱中の中川寛は間に合わず。
●80分以降の失点は磐田戦で公式戦6度目。終盤の失点癖は深刻である。
●江坂が2試合連続ゴールと調子を上げつつある。
 
【担当記者の視点】
 前節の磐田戦ではボールの取りどころを見出せず、特に前半は押し込まれる時間が続き、課題が残る試合となった。その原因のひとつは中川寛を欠いて、思うようにハイプレスのスイッチが入らず、チーム全体が連動しきれなかった点にある。
 
 柏と川崎はともにボールを握るスタイルだが、自分たちがポゼッションをするためには、まず相手からボールを奪わなければならない。したがって、柏はボールホルダーに対し、積極果敢にプレスをかけると予想される。前節の反省を踏まえ、中川寛が欠場のゲームでどのようにハイプレスをかけるのか、大きく問われる一戦だ。

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