イニエスタ、噂の神戸行きを語る「欧州のクラブ以外はまだ全てあり得るよ」

2018年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーガ無敗優勝にも自信! 「もう少しだ」

現地では神戸行きが濃厚という報道がされているイニエスタ。そんな去就について本人が口を開いた。 (C) Getty Images

 ヴィッセル神戸への移籍は実現するのか――5月9日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第34節(順延分)のビジャレアル戦を終えたバルセロナのアンドレス・イニエスタは、自らの去就を明確にすることはなかった。

 先月、今シーズン限りでのバルサ退団を表明したイニエスタは、当初、中国へ向かうとみられていた。だが、本命視されていた重慶力帆が獲得を否定したことで、バルサのスポンサーを務める楽天が運営する神戸が新天地の候補に浮上した。

 年俸2500万ユーロ(約32億5000万円)の3年契約ともいわれる破格の条件で、イニエスタがJリーグでプレーするのか注目が集まる一方で、オーストラリアやアメリカの可能性や、重慶との交渉が続いているとの報道も浮上するなど、その去就は、いまだ不透明な状況が続いている。
 

 迎えた9日の試合後、渦中のイニエスタは、「(バルサと対戦する可能性がある)欧州のクラブ以外はすべてあり得る。中国がなくなったと言われ、今度は日本(行きの報道)が出てきた。オーストラリアという記事も読んだよ」とけむに巻いた。

「僕が発表すれば分かる。この1週間半を楽しんで、それが終わったら、代表と将来のことを考えるよ。まとまるのにまだいくつか小さな細部が残っている。ベストの選択をするつもりだよ」

いずれにしても、今はバルサでの最後の日々を楽しむ時だ。イニエスタは、「もうあと少しだから、楽しもうとしている。僕が最も好きなのは、ピッチにいることだ。うまくいったら、なお良しだね」とコメント。無敗でのリーガ・エスパニョーラ優勝の偉業を成し遂げたいと意気込んだ。

「最後の頑張りで無敗のまま終えたい。これほど負けないでいるのは簡単なことじゃないんだ」

 無敗優勝までは、残り2試合。バルサは13日に敵地でレバンテと対戦し、20日の最終節でレアル・ソシエダを本拠地カンプ・ノウに迎える。

 
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