【ブラジルW杯】ガーナ対アメリカ戦プレビュー

2014年06月16日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「二度あることは三度ある」あるいは「三度目の正直」!?

チームを代表する存在であるエッシェンが攻守の基盤を安定させ、質の高い前線を活かすことができるか!? (C) Getty Images

グループG
ガーナアメリカ
19:00(日本時間17日7:00)キックオフ
ドゥーナス(ナタウ)
 
【ガーナの視点】
 
 2006年ドイツ大会では勝ったほうがグループリーグ突破という状況で対決し、前回南アフリカ大会では決勝トーナメント1回戦で再び顔を合わせた因縁の相手であるアメリカ。いずれもガーナは勝利し、今回は3連勝をめざす。
 
 中盤の攻防で優位に立てるか否かが、勝敗の鍵を握る。チームの武器は、中盤のタレント力だが、これが沈黙するようだと好結果は望めない。なかでもマイケル・エッシェンの出来が重要になるが、2013-14シーズンでは所属クラブのミランで出番に恵まれなかったこともあり、コンディションが完全でないのが不安材料だ。
 
 しかしチームとしては、ここまで主力に怪我人を出すことなく、調整を進めることができている。
 
【アメリカの視点】
 
 トルコやナイジェリアなど、骨のある相手と対戦した大会直前のテストマッチで3戦3勝と、好調ぶりを見せている。
 
 ガーナは、グループGで唯一の同格と見なせる相手であり、ここで勝点3を確保しておきたい。守護神ティム・ハワードも「絶対に勝たなければならない」と語っている。
 
 キーマンはMFのマイケル・ブラッドリー。ケビン=プリンス・ボアテングやエッシェンなどタレント揃いのガーナの中盤と渡り合い、ゲームを作れることができるだろうか。
 
 
◆対戦成績&試合結果
 
ガーナ
2勝
アメリカ
 
2006年6月22日 ガーナ 2-1 アメリカ
2010年6月26日 アメリカ 1(延長)2 ガーナ
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
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