西村が勝負を決める2ゴール!! 仙台が敵地で湘南を下し6試合ぶりの白星!

2018年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

湘南はふたつのPKを取られ、ひとつはGK秋元が止めるも…

仙台の西村がPKを落ち着いて沈めて2点目をゲット。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは5月6日、各地で13節の3試合を開催。Shonan BMWスタジアム平塚では、湘南ベルマーレ対ベガルタ仙台の一戦が行なわれた。

 試合は前半、アウェーの仙台がリズムを掴む。開始3分、右サイドへ素早く展開した仙台は、蜂須賀がグラウンダーのクロスを送り込むと、ゴール前に詰めた野津田が左足で押し込み先制点を奪う。仙台が幸先よく1点をリードする。

 その後も敵陣に押し込んだ仙台は30分、右サイドの関口からのクロスを、DFを背にして受けた石原が手で引き倒されたとしてPKを獲得。これを石原自らが蹴ったが、湘南GK秋元の好守に阻まれ追加点はならず。

 それでも5分後、仙台は再びセットプレーから湘南DFのファウルを誘い、PKを獲得する。今度はキッカー西村が落ち着いてゴール左に蹴り込み、2点目を奪った。西村は今季5点目をマークした。

 しかし後半に入ると、湘南が反撃に打って出る。51分、イ・ジョンヒョプがペナルティエリア内で相手DFに倒されPKを獲得。これをイ・ジョンヒョプが自ら沈め、1点差に追い上げる。

 その後も、猛烈な強風の中、追い風を味方に湘南が攻勢に出るが、仙台の粘り強い守備に遭いゴールが遠い。すると後半アディショナルタイム、カウンターから相手DFの攻撃参加の背後を突いた西村が抜け出し、GKとの1対1を制して勝負を決める3点目を奪う。

 結局、試合は3対1で終了。仙台が敵地で貴重な勝点3を奪い、6試合ぶりの白星を飾った。仙台は勝点を19に伸ばし、暫定で7位に浮上している。一方の湘南は勝点15で13位にとどまっている。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事