7連敗の鳥栖がついにトンネルを脱出!清水を下して8試合ぶりに勝点3を獲得

2018年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

殊勲の小野は2枚目の警告で退場したが…

決勝点を挙げた小野。相手DFの前に巧みに入り込んでヘッドを沈めた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 [J1リーグ13節]鳥栖3-1清水/5月6日/ベアスタ
 
 鳥栖が連敗を7で止めた。清水をホームに迎えたJ1リーグ13節で3-1の勝利。3月31日の5節・名古屋戦以来、約1か月ぶりとなる勝点3を、ベストアメニティスタジアムに駆け付けたサポーターに届けた。
 
 11分に原川力のPKで先制した鳥栖は、5分後に小林祐三のオウンゴールで同点に追いつかれてしまう。しかし、気落ちせずに厚みのある攻撃を仕掛けていくと、26分に吉田豊のクロスを小野裕二が合わせて再びリードを奪った。
 
 鳥栖はその後、リードを活かして手堅く試合を進め、51分にカウンター気味の攻撃からアン・ヨンウが追加点。72分に、そのアン・ヨンウを下げて5バックに布陣を代え、守備を固めた。78分には小野が2枚目の警告で退場になったが、数的不利のなかでもなんとか耐え凌ぎ、そのまま3-1で勝ち切った。

 長く不振が続いた鳥栖は、今季3勝目を挙げて17位に浮上。この試合ではエースのビクトル・イバルボも怪我から復帰し、ようやくチームに追い風が吹き始めた。
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