元マンU指揮官ファーガソン氏が脳出血で緊急手術…クラブは「集中治療が必要」と公表

2018年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

先月末に元気な姿を見せていた名将。

つい先日に公の場で元気な姿を見せていたファーガソン氏。今は彼の復活を祈るばかりだ。 (C) Getty Images

 心配なニュースが舞い込んできた。

 現地時間5月5日、マンチェスター・ユナイテッドはクラブの公式サイトで、長年に渡って同クラブの指揮官を務めたアレックス・ファーガソン氏が、「脳出血のために緊急手術を受けた」と発表した。

 同発表内でマンチェスター・Uはファーガソン氏の状態について、「手術は無事に成功したが、回復のために集中治療を受ける期間が必要だ」と報告。さらに「彼の家族がこの問題でプライバシーを要求している」とも綴り、詳細についての発表は避けている。
 

 現在76歳のファーガソン氏は、1986年から2013年の26年間に渡ってマンチェスター・Uを指揮。プレミアリーグを13回、チャンピオンズ・リーグを2回も制覇するなど、合計37個のタイトルをもたらした名将だ。

 監督生活から引退した後も、古巣の試合を観戦するためにスタジアムを訪れていたファーガソン氏は、4月30日にオールド・トラフォードで行なわれたアーセナル戦(プレミア36節)にも赴き、今シーズン限りでの退任が決まっている、かつてのライバルであるアーセン・ヴェンゲル監督を労い、記念のトロフィーを贈るなど、元気な姿を見せていた。

 今はただ、かつての名将の回復を信じて待つしかない。
 
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