因縁の鹿島戦に弾み!オリヴェイラ新体制の浦和が興梠慎三の2ゴールで川崎に快勝

2018年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝った浦和は次節、アウェーで鹿島と対戦

浦和の興梠が恩師のオリヴェイラ監督に浦和での初勝利をプレゼントした。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ12節]川崎0-2浦和/5月2日/等々力
 
 J1リーグ12節の川崎対浦和が2日、等々力陸上競技場で行なわれ、浦和が2-0で勝利した。
 
 浦和が先制したのは15分。長澤和輝のスルーパスを受けた宇賀神友弥がエリア内でクロスを上げると、DFに当たってコースが変わる。このボールに興梠慎三が反応し、ダイレクトボレーでネットを揺らした。
 
 局面での勝負で優位に立った浦和はさらにゴールに迫り、50分には再び興梠が追加点を挙げる。オフサイドトラップをかいくぐったアンドリュー・ナバウトがドリブルでエリア内に持ち込み、グラウンダーのクロスを背番号30が押し込んだ。
 
 その後、70分に川崎の守護神チョン・ソンリョンが退場。3人の交代枠を使い切っていたホームチームは、DF奈良竜樹にGKを任せる緊急事態に陥り、反撃できないまま終了の笛を聞いた。
 
 2ゴールを奪った浦和の興梠は、試合後のフラッシュインタビューで「(1点目は)合わせるだけで上手くミートできたので入ってよかった。(2点目は)触るだけだった。その前の崩しが良かった。フロンターレ相手に勝利できたのは良かった」と自身のゴールと勝利を喜んだ。
 
 浦和はこれでオリヴェイラ新体制下で初勝利。5日に行なわれる次節はアウェーで、オリヴェイラ監督と興梠の古巣である鹿島と対戦する。
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