【横浜】「とにかくガムシャラに…」中澤佑二が振り返る鹿島戦の圧勝劇

2018年04月28日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「『勝つんだ』という気持ちが立ち上がりから出ていた」

連戦の中でも疲れを感じさせないプレーを見せた中澤。その存在感は絶大だった。写真:田中研治

[J1リーグ11節]横浜3-0鹿島/4月28日/日産ス
 
 圧勝だった。難敵・鹿島を相手に3-0。前半だけで2点のリードを得て、後半も主導権を握る時間帯が長く、トドメの3点目を奪い、勝負を決めた。
 
 最終ラインで抜群の存在感を示し、久しぶりのクリーンシートに貢献した中澤佑二は、試合を次のように振り返る。
 
「とにかく今は、勝点3がどうしても欲しいっていう状況のなかで、みんな本当に、攻守において『勝つんだ』という気持ちが、立ち上がりから出ていたかなと思います」
 
 戦術的な部分は置いといて、勝利への強い意欲がこの完封勝利を引き寄せた。
 
「3-0っていうのは出来すぎだと思いますけど、勝てていなかったし、とにかくガムシャラに勝点3を取りに行った結果」
 
 最後に白星を掴んだのは、3月31日の5節・清水戦(1-0)。それから約1か月、勝点3から見放されていた。この鹿島戦の勝利を復調のきっかけにできるか。まだ連戦が続くが、次節のホーム磐田戦でも、流れに乗れるような勝ち方をしたい。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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