【J1採点&寸評】FC東京3-2名古屋|まさに“青赤の閃光”。1G1Aのあのアタッカーが堂々のMOM

2018年04月28日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京――髙萩の23分のプレーは見事のひと言

【警告】FC東京=なし 名古屋=G・シャビエル(28分)、ジョー(60分)
【退場】FC東京=なし 名古屋=なし
【MAN OF THE MATCH】永井謙佑(FC東京)

[J1・11]FC東京3-2名古屋/4月28日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
抜け目なく3ゴールを奪って、リーグ3連勝。昨季とは違って、勝ち切れる勝負強さが身に付いてきた。盤石とは言わないまでも、良いパフォーマンスだった。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6
ハイボールへの対応は無難で、シュートストップも安定していた。2失点したとはいえ、及第点には届くパフォーマンスだろう。
 
DF
2 室屋 成 6
懐の深いタックルで名古屋の攻撃をストップ。前線へのフィードはなかなか合わなかったが、後半にクロスからチャンスを作ったシーン、守備面での貢献は評価に値した。
 
3 森重真人
ジョーの個人技にやや手を焼いたが致命的なミスはなかった。むしろ最後まで身体を張った守りを褒めるべきだ。
 
5 丸山祐市 6
ジョーに競り負けた同点弾は相手の凄さを評価すべき。あれを防げというのはかなり無理がある。全体的には安定したパフォーマンス。
 
6 太田宏介 6
リーグ戦での久しぶりのスタメン出場。17分にはセットプレーからPKを誘発するなどアピールしていた。
 
MF
8 髙萩洋次郎 6.5
23分の胸トラップからのキープ、ループパスは見事のひと言。豊富な運動量で中盤に安定感をもたらし、チームの勝利に貢献した。
 
18 橋本拳人 6
39分に抜群のチェイシングから拾ったボールを永井につなげて、好アシスト。このMFらしいアグレッシブなプレーだった。
 
27 田邉草民 6(67分OUT)
中央のエリアでのボール奪取からファストブレイク(速攻)を発動させた45分のプレーが好印象。試合を通して落ち着いていた。
 
39 大森晃太郎 6
右サイドに張りつかず、気の利いたポジショニングで中央のスペースを埋めるセンスが光る。地味ながら動きのクオリティは高かった。
 

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