中村航輔&西川周作が好セーブ連発!迫力あるGK対決を視察した西野朗監督の評価は?

2018年04月25日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

代表クラスの両GKが西野監督の前で猛アピール。

柏対浦和の視察に訪れた日本代表の西野監督は、両GKに対してコメントした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ10節]柏 1-0 浦和/4月25日/三協F柏

 4月25日に行なわれたJ1リーグ10節、柏対浦和の試合は72分に中川寛斗が得点を決めてホームチームが勝利した。シュート本数は柏の13本に対して、浦和は9本という数字からも分かるように、オープンな展開でチャンスが多い一戦だった。

 そのなかで1ゴールしか生まれなかったのは、両GKの好セーブがあったからだ。

 先にファインセーブを見せたのは浦和の西川周作だ。40分に江坂任のボレーをストップすると、53分には素早い飛び出しで中川とのゴール前の1対1を防いだ。
 
 すると、今度は柏の中村航輔が好守を見せる。63分に興梠慎三のタイミングを外したシュートを弾き出すと、味方の得点後の77分にはまたしても相手エースのミドルをストップした。
 このゲームには日本代表の西野朗監督も視察に訪れており、ふたりのGKに対して以下のようなコメントを残した。
 
「ストロング(ポイント)も出ていましたけど、ウィークポイントも全体的にはいくつか出ていたと思います」
 
 柏が攻勢に出ていたこともあり、多くのシュートを受けた西川のほうがファインセーブは多かった。とはいえ、ビルドアップ時のキックミスがあったのも事実。その点を西野監督が指摘していたとしても仕方ないだろう。
 
 代表クラスの両GKが好セーブを連発した一戦は、日本代表のGK争いにも多少の影響があったかもしれない。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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