【ブラジルW杯】フランス対ホンジュラス戦プレビュー

2014年06月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

フランスは快勝を飾って“リベリ・ショック”払拭なるか。

4年前は世界に恥を晒してしまったレ・ブルー。リベリを失ったものの、有能な選手らによって名誉回復を図りたい。 (C) Getty Images

グループE
フランスホンジュラス
16:00(日本時間16日4:00)キックオフ
ベイラ=リオ(ポルトアレグレ)
 
【フランスの視点】
 
 フランク・リベリ不在でどれだけやれるか――。今大会のフランス代表を占う試合となる。大きなポイントが、リベリを失った前線(3トップ)の構成で、リベリが務めていた左サイドにはアントワン・グリーズマンを起用する布陣のほかに、CFにオリビエ・ジルーを据えてカリム・ベンゼマを左サイドに回す形も想定できる。後者は大会前の最後のテストマッチとなったジャマイカ戦で試され、8-0と結果を残した。
 
 グリーズマン、ジルーとも好調をアピールしており、ディディエ・デシャン監督の選択に注目が集まる。
 
 そのデシャン監督は、前日の会見で「4週間をかけて最高の準備ができた」と自信を覗かせた。"リベリ・ショック"を払拭するためにも、是が非でも勝利が欲しい一戦である。
 
【ホンジュラスの視点】
 
 ほぼ陣容は固まっているなかで、ルイス・フェルナンド・スアレス監督は右ウイングのみ誰を起用するかまだ決めかねており、ボニエク・ガルシア、アンディ・ナハル、マルビン・チャベスの誰がピッチに立つことになるのか。
 
 実力的にはフランスには及ばないと見られるが、選手は皆、強国フランスに対してひと泡吹かせようと、気合は十分である。しかし、気合が入り過ぎたのか、7日のイングランド戦ではプレーが激しすぎて、退場者まで出してしまった。フランスのデシャン監督は「ホンジュラスは体力だけのチームではない」と警戒していることを強調しているが、フランスの攻撃陣を止めるのに、やはり頑強なフィジカルを活かしてくるのは間違いない。
 
◆対戦成績&試合結果
 
フランス
対戦なし
ホンジュラス
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
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