「カワシマもノーチャンスだ!」日本代表守護神を襲った超絶バイシクル弾を仏紙が絶賛!

2018年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

最下位メスは残留に向けて待ったなし

随所で堅実なセービングを見せた川島だったが、さすがに至近距離からの豪快オーバーヘッドは阻止できなかった。(C)Getty Images

 日本代表の守護神、川島永嗣が強烈な一撃に見舞われた。
 
 土曜日のフランス・リーグアン34節、メスとカーンの一戦だ。残留に向けてもはや1ポイントも落とせない最下位メスは、72分に敵のオウンゴールで均衡を破る。だが喜んだのも束の間、その2分後にスーパーゴラッソを叩き込まれてしまうのだ。
 
 左サイドからのクロスボールが中央で競り合われ、ボールが空中に舞い上がる。その刹那、カーンの20歳MFジェシー・デュミンゲが豪快な左足のバイシクルでインパクト! GKの川島はなんとか反応したが触れることはできず、同点とされてしまった。

 
 このファインゴールをフランス各紙が絶賛。全国紙『Le Monde』が「カーンのヤングスターがリーグアン初ゴールをスーパーゴールで飾った。カワシマもノーチャンスの一発だ」と称え、全国スポーツ紙『L’Equipe』は「素晴らしいリアクション! 目の覚めるようなボレーでメスの夢を砕いた」と報じた。デュミンゲはカーンの生え抜きで、今季からトップに昇格。このメス戦が7試合目の出場で、見事にプロ初ゴールを決めたのだ。
 
 美弾をねじ込まれた川島だが、その後に相手DFフレデリック・ギルベールの決定機を阻止するビッグセーブを披露。メスにとっては手痛いドローとなったが、なんとか1ポイントは死守した。
 
 シーズンは残り4試合。リーグアンは19位と20位が自動降格となり、18位は入れ替え戦に臨むレギュレーションだ。メスは現在、19位リール、18位トロイと3ポイント差で、17位トゥールーズとは7ポイント差に付ける。まだまだチャンスはある。次節(4月28日)は敵地で、リールとの大一番を戦う。
 

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