糸を引くような美しい弾道の直接FK弾が最高評価を獲得だ。

　23日に公式ツイッターで発表されたJ２のDAZN週間ベスト5ゴール。10節の全11試合で生まれた17ゴールの中から栄えある１位に輝いたのは、大宮の大前元紀が新潟戦で決めたゴールだ。

　22日に新潟とのアウェーゲームに臨んだ大宮は０-０で迎えた48分。後半開始直後にペナルティエリア手前でFKのチャンスを得ると、10番の大前が右足をコンパクトに振り抜く。思わず目を奪われるような軌道でゴールに吸い込まれ、チームに４試合ぶりの勝利をもたらした。

　この得点で大前は２戦連続弾。ここ５試合で見ても４得点目となり、好調を維持している。１年でのJ１復帰を目指すチームにとっても、エースの躍動はプラスの材料と言える。

　大前以外では２位に入ったドウグラス・ヴィエイラ（東京V）の圧巻バックヒール弾も必見。３位の森本貴幸（福岡）、４位の園田拓也（熊本）、５位の永田亮太（讃岐）が決めたゴールも見応え十分だ。

　今週末の11節ではどんなゴールがベスト５に名を連ねるのか。次節もJ２の戦いから目が離せない。