2015年のJ3降格からV字回復! 7戦負けなしの大分がJ2首位に浮上!!

2018年04月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

岡山はホームで痛恨のドロー。2位に後退。

試合終了間際の93分に飛び出した丸谷(33番)の決勝ゴールで大分が金沢を下し、首位に浮上した。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 J2リーグは4月21日・22日に10節の11試合を開催。大分が首位に浮上した。

 前節まで首位の岡山は、ホームで岐阜と対戦。互いにチャンスを掴んだものの決め手を欠いた試合は0-0のスコアレスドローに終わった。一方、前節2位の大分は敵地で金沢と対戦。柳下正明監督のもと、豊富な運動量をベースにアグレッシブな戦いを繰り広げる金沢に終盤まで手を焼いた大分だったが、後半アディショナルタイムの93分に、今季広島から移籍した丸谷拓也が決勝ゴールを決め、大分が1対0で競り勝った。

 この結果、岡山と大分は勝点21で並んだが、得失点差で大分が3ポイント上回り、大分が首位に浮上した。2015年にはJ2で21位となり、16年には一時J3にまで身を落とす経験をした大分だが、同年に優勝でJ2に昇格すると、昨年は9位でフィニッシュ。今季はここ7戦無敗で、ついにトップの座にまで登り詰めてきた。まさにV字回復を見せる大分の快進撃がどこまで続くのか、今後も目が離せなくなってきた。

 また、前節3位の山口は同4位の町田に、敵地で2対1と競り勝ち、首位に勝点1差の3位をキープ。今季唯一の無敗を継続する東京Vは水戸に3対0で快勝して4位に浮上、いまだ負け知らずで勝点を18に伸ばした。その他、2連勝の福岡が東京Vと同勝点の5位に、3試合ぶりに白星を掴んだ熊本がプレーオフ圏内の6位に浮上した。
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