４月21日に行なわれたJ１リーグ９節、川崎と鹿島の一戦を日本代表の西野朗監督が視察した。
 
　ゲームは川崎が中村憲剛や大久保嘉人のゴールで鹿島に４-１と大勝。西野監督は試合後に「今まで入っていた選手は注視していました」と振り返った。
 
　川崎の３点目を奪った中村に関しては「良いゲームをやっているな、良いプレーをしているな」と評価を口にし、75分からの出場にもかかわらずトドメの４点目を奪った大久保に対しては「さすがですね」とコメント。また川崎の左SBとしてアピールした車屋紳太郎には「かなり運動量もあったし、積極的にやっていたと思います」と言及した。
 

　この試合の約１時間半前には、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督が再来日。「会う予定はあるか？」との報道陣の質問には「あまり状況は分かっていないです。会う予定はまったくないです」と答えたが、「ハリルホジッチ監督に会いたいと言われたら？」との問いには「それはもちろん」と口にした。
 
「僕自身は猶予もない、準備期間もないので、集中して自分の仕事に入っていくだけです。とにかく集中したいです」と語ってスタジアムを後にした代表新監督は、今後もJリーグの視察を続けていく予定だ。
 
取材・文●本田健介（サッカーダイジェスト編集部）

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