衝撃の45分!助っ人FWが54秒で2得点、前半だけで7ゴールが生まれた神奈川ダービーの結末は…

2018年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜のウーゴ・ヴィエイラが前半だけで3発!しかもその内容が…

今季はここまで4得点を決めていたウーゴ・ヴィエイラ(7番)。湘南戦の活躍で得点ランクトップも射程圏内だ!(C) J.LEAGUE PHOTOS

 前半だけで両チーム合わせて7ゴールが飛び出した乱打戦は、4対4のドローという結果に終わった。

 J1リーグ9節、横浜対湘南の神奈川ダービーは前半から互いの攻撃力が真っ向からぶつかり合い、開始8分にはアウェーの湘南がオウンゴールで先制した。

 その後は膠着状態となるが、27分に横浜のウーゴ・ヴィエイラが同点弾を決めると、一気に試合は打ち合いに。直後の28分には菊地俊介が相手GK飯倉大樹がペナルティエリア外に飛び出した隙を見逃さず、勝ち越し弾を鮮やかに流し込んだ。
 そして、凄まじかったのは前半終了間際の40分以降だ。41分に湘南のアレン・ステバノヴィッチが相手DFの背後に抜け出し、冷静に追加点をゲット。これで3対1とするが、横浜はそのゴール後にウーゴ・ヴィエイラが衝撃をもたらす。

 43分3秒にコントロールショットでネットを揺らすと、その54秒後の43分57秒にはハットトリックとなる同点弾を決めたのだ。記録上は44分に2ゴール。前代未聞の同時間に同じ選手が2得点を決めるという快挙で横浜が試合を振り出しに戻した。

 しかし、前半アディショナルタイムにアレン・ステバノヴィッチが再び得点。湘南が4対3で1点リードを奪い、驚くべき展開の前半は衝撃のスコアでハーフタイムを迎える格好となった。

 迎えた後半。前半の展開がまるで嘘のように試合は落ち着きを取り戻す。生まれたゴールは57分に生まれた横浜・ミロシュ・テゲネグの同点弾のみで、終わってみれば4対4のドロー決着で幕を閉じた。

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