韓国女子代表のビーナス、イ・ミナを母国メディアが絶賛!「日本でその才能に磨きをかけている」

2018年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「突出した技術、知性に溢れた動き、最終局面での決定的な仕事」

女子アジアカップで奮迅の働きを見せ、母国をW杯へと導いたイ・ミナ。次はなでしこリーグでのハイパフォーマンスに期待だ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 INAC神戸レオネッサに所属する韓国女子代表のMF、イ・ミナが、母国メディアから"エース"に指名された。
 
 ヨルダンで開催中の女子アジアカップは、今日金曜日に最終日を迎える。3位決定戦に続いて行なわれる決勝では日本がオーストラリアと対峙し、初の大会連覇に挑む。
 
 そのなでしこジャパンとグループリーグで死闘を繰り広げた韓国も、日本、オーストラリア、タイ、中国とともに来夏開催されるフランス・ワールドカップの出場権を手に入れた。5位決定戦(代表決定戦)のフィリピン戦でチーム2点目を決めるなど、4試合で3得点を挙げたイ・ミナはまさにMVP級の働き。女優のチェ・ジウさんに似た抜群のルックスで人気を博す一方で、その技巧とスピードが一級品であることをあらためて証明した。

 
 韓国国内で最大の発行部数を誇るスポーツ紙『スポーツソウル』は、ワールドカップ連続出場を果たした女子代表チームの偉業を称え、個のタレントが、とりわけ若手の台頭が顕著である点を指摘。そのなかでイ・ミナの存在はきわめて大きいと論じている。
 
「27歳のイ・ミナは文字通りのエースへの成長を遂げた。代表チームにおける存在感は増すばかりで、重要な役割を果たしている。突出した技術、知性に溢れた動き、そして最終局面での決定的な仕事。(グループリーグ最終戦の)ベトナム戦では鮮やかなミドルレンジのシュートを決め、ストライカーとしてのレベルの高さも示してみせた。キャリアのピークにいるのは間違いなく、日本(なでしこリーグ)の高質なサッカーのなかでさらに才能に磨きをかけている。フランスでも大きな期待を寄せて良さそうだ」
 
 アジアカップのため中断していたなでしこリーグもいよいよ再開。今日決勝を戦うなでしこジャパンのメンバー、そしてイ・ミナらは4月29日の第3節に凱旋ゲームを戦う。INAC神戸は本拠地にノジマステラ神奈川相模原を迎える。
 

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