スペイン紙が「バルサ以外のクラブに在籍する“ラ・マシア”出身者のベスト11」を発表!

2018年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

セルタ戦のバルサにはカンテラーノがゼロ…。

『Marca』紙が選出した「他クラブでプレーする」バルサ・カンテラ出身者のベスト11。(C)Getty Images

 4月17日のリーガ・エスパニョーラ第33節で、セルタと1-1で引き分けたバルセロナのスタメンには、同クラブの下部組織"ラ・マシア"出身の選手がひとりもいなかった。

 アンドレス・イニエスタ、ジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケッツの3人は招集外で、リオネル・メッシ、セルジ・ロベルト、ジョルディ・アルバがベンチスタートとなったのは、週末(21日)に開催されるセビージャとのコパ・デル・レイ決勝に備えてのこと。

 とはいえ、世界に名だたるバルサのカンテラーノが、スタメンの中にひとりもいないという事態が、大きな注目を集めたのは確かだった。
 
 一方で、対戦相手のセルタのスタメンには、セルジ・ゴメスという"ラ・マシア"出身のセンターバックがいた。高いクオリティーを誇る選手を数多く輩出してきた"ラ・マシア"だけに、S・ゴメスのように、いまではバルサを離れて他クラブで活躍している選手も多い。

 そして18日、そんな「バルサ以外のクラブに在籍する"ラ・マシア"出身選手」でベストイレブンを作成したのが、スペイン紙『Marca』だ。以下の11人が選ばれている。

【GK】
ホセ・マヌエル・レイナ(ナポリ)

【DF】
エクトル・ベジェリン(アーセナル)
マルク・バルトラ(ベティス)
アレハンドロ・グリマルド(ベンフィカ)

【MF】
ジェラール・デウロフェウ(ワトフォード)
セスク・ファブレガス(チェルシー)
チアゴ・アルカンナタラ(バイエルン)
ラフィーニャ(インテル)

【FW】
ペドロ・ロドリゲス(チェルシー)
サンドロ・ラミレス(セビージャ)
ムニル・デル・ハッダディ(アラベス)


 さらに『Marca』は、「この11人の中で現在のバルサでもレギュラーポジションを確保できそうな選手は?」というアンケートも同時に実施。9万4000人を超えるユーザーのうち、74%という圧倒的な得票率を集めたのがバイエルンのチアゴだった。そのほかベジェリンが10%、セスクが6%の票を集めている。

 ちなみに、ベストイレブンから漏れた選手の中には、GKのオーイエル・オラサバル(レバンテ)、DFのS・ゴメス、アンドレウ・フォンタス(ともにセルタ)、マルク・ムニエサ(ジローナ)、FWのクリスティアン・テージョ、アントニオ・サナブリア(ともにベティス)、ノリート(セビージャ)、アダマ・トラオーレ(ミドルスブラ)、ボージャン・クルキッチ(アラベス)、マウロ・イカルディ(インテル)らがいる。
 
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