超絶“肩”トラップからの一撃は必見!! 名古屋19歳FWが無敗の広島撃破に貢献する”キラー”ぶりを発揮!

2018年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「広島相手に良いイメージを持っていた」

ルヴァンカップでは、敵地での広島戦でもゴールを決めている深堀。まさしく“広島キラー”だ。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 今季、公式戦で無敗を誇っていたサンフレッチェ広島についに土がついた。

 18日のルヴァンカップ・グループステージ4節の名古屋グランパス戦で、35分に渡大生のゴールで先制はしたものの、後半に2発を食らい逆転負けを喫した。いまだリーグ戦では無敗を継続している広島だが、城福監督も「こんなに悔しい想いをするんだな」と語り、今季初黒星に無念さを隠さなかった。

 対して、広島から勝利を掴んだ名古屋の立役者は、U-18からトップ昇格2年目の19歳、深堀隼平だ。2015年のJユースカップで得点王に輝くなど、アカデミー時代から抜群の決定力を誇っていたアタッカーが、その輝かしい才能の一端を垣間見せるゴールを奪ってみせた。

 名古屋が0対1のビハインドで迎えた61分、押谷祐樹からのロングフィードにタイミング良く抜け出した深堀は、後方からのボールに対して左腕を伸ばし、肩口で絶妙なトラップ。縦に抜け出る勢いを殺さず、DFを置き去りにした32番は、そのまま右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。


 裏への抜け出しの鋭さと、ボールコントロールの巧さが際立つゴールには、SNS上でも「トラップ上手すぎ」「相手にダメージを与える素晴らしいシュート」などと、ファンからの称賛が集まっている。「広島を相手に良いイメージを持っていた」という深堀は、ルヴァンカップ3節の敵地での広島戦でもゴールを挙げており、まさしく"広島キラー"と言えそうだ。
 
 さらに、勢いに乗る19歳は、その後も途中出場のジョーとのワンツーから決定的なシュートを放つなどチームを勢いに乗せると、78分にはゴール前の混戦からジョーが決勝点をゲット。名古屋は公式戦8試合ぶりの白星を掴んだ。

 リーグ戦では5連敗中と深みにはまり込んだ感のある名古屋だが、果たしてこの勝利がリーグ連敗脱出へのターニングポイントとなるだろうか。

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