英誌が「アジア最強の50人」を発表! 最多16名が選出された日本勢で最高評価を得たのは?

2018年04月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

Jリーグ勢の最高位は川崎が誇るトップスコアラー

ソン・フンミン(上中央)が1位でムーイが(右上)が2位。日本人トップは香川(左)の4位、Jリーグ勢の最高評価は小林(右下)の24位だ。(C)Getty Images,(C)SOCCER DIGEST

 英国の老舗サッカー専門誌『Four Four Two』が4月18日、最新版「アジア人選手ベスト50」の全リストを公開した。
 
 トップ評価を得たのは予想通り、トッテナム・ホットスパーの韓国代表FWソン・フンミンだ。今シーズンのプレミアリーグで12得点・5アシストを決め、チャンピオンズ・リーグでも大いに存在を誇示。ロシア・ワールドカップを戦う韓国代表でも不動のエースに君臨する25歳だ。同誌のアジア・ベスト50では2015年に続く2度目の1位獲得で、「いまや世界を見渡しても突出したタレント」と評している。異論を挟む余地はないだろう。
 
 2位のアーロン・ムーイ、3位のアリレザ・ジャハンバクシュと来て、日本人選手のトップに付けたのが、4位の香川真司だ。「30代を前にキャリアの春を謳歌している。現在は怪我に苦しんでいるが、今シーズンは素晴らしいゴールを多く決め、ブンデスリーガにおける日本人選手最多得点記録を更新中。ロシア・ワールドカップに間に合うかどうかが注目されている」との説明を添えた。

 
 日本人選手でトップ10に食い込んだのは残念ながら香川のみで、それに続くのが11位の酒井宏樹、15位の武藤嘉紀、16位の長谷部誠、17位の久保裕也といった面々。Jリーグ勢での最高位は24位の小林悠で、「2017年シーズンのJリーグ得点王だ。川崎ひと筋を貫く稀有なプレーヤーは前線で幅広く機能するが、現在はセンターフォワードで得点感覚に磨きをかけている」と紹介した。さらに僚友である26位の中村憲剛については、「37歳となったいまでもベストの状態を保っている。いまだJリーグ王者・川崎のハートビートを操る不可欠な存在」と称えている。
 
 メキシコのパチューカでゴールを量産中の本田圭佑は42位という評価。同誌は「メキシコの地でキャリアをふたたび上昇気流に乗せた。クラブワールドカップでチームを3位に導き、後期リーグでは目下好調をキープ」と綴り、「ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が解任された日本代表では自身3度目のワールドカップ出場が目前で、日本人選手として前人未到の"3大会連続ゴール"の偉業に挑む」と報じている。

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