長友佑都の去就はまだ決まらず!? ガラタサライ完全移籍にインテルが7億円超を要求と伊メディア

2018年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

先日は3億円超でクラブ間合意と報じられたが…

インテルが移籍金を吊り上げてもおかしくないぐらい、今の長友がその価値を上げているのは事実だが……。果たして、早期に去就問題は決着を見るだろうか。 (C) Getty Images

 長友佑都は、トルコで充実した日々を過ごしている。ガラタサライでは、イタリアで失っていたレギュラーポジションを手に入れ、チームも4月15日の天王山決戦(バシャクシェヒル戦)を2-0で制して首位に返り咲いた。
 
 ツイッターで「トルコ最高」と呟くなど、長友はイスタンブールでの生活への満足感を窺わせている。

 インテルからは今シーズン末までのレンタル移籍だが、ガラタサライは完全移籍を望んでいるとされ、今週もトルコのメディアが250万ユーロ(約3億3000万円)で両クラブが合意と報じていた。
 
 ただ、イタリア紙『Corriere dello Sport』によると、完全移籍はまだ決定事項ではないようだ。
 
 報道によると、長友の共同代理人であるフェデリコ・パストレッロ氏が16日、インテルの練習場を訪問した。彼はアントニオ・カンドレーバや来シーズンのインテル加入が内定しているとされるクワドォー・アサモア(ユベントス)のエージェントだが、ここで長友の完全移籍についても話し合ったとされる。
 
 Corriere dello Sport紙によれば、ピエロ・アウジリオSDは移籍金額を600~700万ユーロ(約7億8000万~9億1000万円)に設定したという。これが事実であれば、前述の"合意額"とは大きな開きがある。当然、差額を埋めるための交渉がまだ必要だ。
 
 なお、Corriere dello Sport紙は、スペインのベティスも長友に関心を寄せているとも報じているが、こちらはヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した場合だけだという。ベティスは32節(全38節)終了現在、リーガ・エスパニョーラでEL出場圏内の5位につけている。
 
 少なくとも今はまだ、長友の今後は決まっていないのかもしれない。去就問題が明確になれば、ロシア・ワールドカップにもより集中できるだけに、早期解決が待たれるところだ。

次ページ【動画】長友が自ら撮影! ガラタサライ・サポの「情熱的すぎる」お出迎え!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事