「ミシャ式コンサドーレは序章」3連勝に貢献した日本人エースが明かす快進撃の要因

2018年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「強豪相手にも胸を張って戦えると証明できた。あとは相手どうこうではなく…」

終了間際の87分に得意のヘッドで決勝弾!都倉の存在感は絶大だ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ8節]柏1-2札幌/4月14日/三協F柏
 
 リーグ3連勝を飾った8節のアウェー柏戦後、殊勲の決勝弾を決めた札幌の都倉賢が笑顔を見せた。
 
「今日は前半から柏さんのパス回しで上手くいかなかったが、耐えれば絶対にチャンスは来ると思っていた。90分を通して粘り強くチームとして戦えたことで、ああいうゴールにつながった」
 
 決勝点が生まれたのは、1-1で迎えた87分。三好康児のクロスに身体ごと飛び込んだ長身FWが、相手DFともつれながらヘッドで押し込んだ。フィジカル能力に長けた都倉らしいゴールに、ファンのボルテージは最高潮に。本人も「今日はチームとしてなかなかチャンスを作れなかった」というとおり、多くの時間帯で柏に試合のペースを握られていただけに、喜びはひと塩だっただろう。
 
 6節の名古屋戦から3試合連続ゴールを決めた日本人エースは、苦しい試合をモノにできたことで「チームとしてキャンプから取り組んできたことが形になっている」と手応えも得ている。
 
「ミシャ式のコンサドーレは序章ですが、確実に良くなっていますし、柏さんだったり、C大阪さんだったり、強豪相手にも胸を張って戦えると証明できた。あとは相手どうこうではなく、自分たちを高めていければ自ずと勝利はついてくる」
 
 チーム従来の持ち味である手堅い守備だけでなく、ペトロヴィッチ監督による攻撃面のブラッシュアップも着実に進んでいるようだ。

【柏 1-2 札幌 PHOTO】札幌都倉が3戦連続ゴールで自身のJ1通算100試合出場を飾る!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事