モイーズのウェストハム、長友のガラタサライも移籍先候補に
いよいよ練習を再開させ、急ピッチで調整を続ける香川。ドルトムントにとっても日本代表にとっても朗報だ。(C)Getty Images
足首の負傷により、およそ2か月半の離脱を余儀なくされている香川真司。今週になっていよいよランニングを再開させ、チーム練習への合流も間近だという。さすがに土曜日のボルシア・ドルトムント対シャルケ04のルールダービーには間に合わないが、復帰に向けた道筋が見えてきたようだ。
そんな日本代表アタッカーの周辺がにわかに騒がしくなっている。ドイツ全国紙『Bild』が今夏の退団の可能性を報じたためで、移籍先にはプレミアリーグのエバートン、ウェストハム・ユナイテッド、さらには僚友・長友佑都を擁するガラタサライ(トルコ)が有力候補に挙がっているのだ。
なかでも本腰を入れているのが、マージーサイドの名門エバートン。英紙『The Daily Mirror』によると、指揮官サム・アラダイスがマンチェスター・ユナイテッド時代の香川を大いに気に入っていたようで、「直接プレーを観てみたい」と周囲に話しているようだ。
そんな日本代表アタッカーの周辺がにわかに騒がしくなっている。ドイツ全国紙『Bild』が今夏の退団の可能性を報じたためで、移籍先にはプレミアリーグのエバートン、ウェストハム・ユナイテッド、さらには僚友・長友佑都を擁するガラタサライ(トルコ)が有力候補に挙がっているのだ。
なかでも本腰を入れているのが、マージーサイドの名門エバートン。英紙『The Daily Mirror』によると、指揮官サム・アラダイスがマンチェスター・ユナイテッド時代の香川を大いに気に入っていたようで、「直接プレーを観てみたい」と周囲に話しているようだ。
同紙はこう続けている。
「今シーズンのエバートンがいまひとつパッとしないのは、攻撃陣に元気がないからだ。この冬に加入したトルコ代表のFWセンク・トスンは新たな得点源となって奮闘しているが、彼をサポートするタレントがいない。昨夏に6360万ポンド(約96億円)の巨費を投じてウェイン・ルーニー、ギルフィ・シグルドソン、ダフィー・クラーセンの3人を獲得したが、満足のいくパフォーマンスは示せないでいる。アラダイスは技巧に長けて創造性があるカガワのプレーに注目しており、クラブは1150万ポンド(約17億円)の資金投下を計画しているようだ」
同じく候補に挙がるウェストハムの指揮官は、あのデイビッド・モイーズだ。香川のユナテッド時代の2シーズン目、冷遇し続けた張本人である。英紙『The Daily Mail』は「現実味に乏しいだろう」と論じ、この噂を聞きつけたウェストハム・サポーターが懐疑的な意見を寄せていると報じた。要約すると、夏に加入したハビエル・エルナンデス、ジョー・ハート、パブロ・サバレタを「盛りの過ぎた選手」と位置づけ、そのうえ29歳でユナイテッド時代に活躍できなかった香川の獲得になぜ大金を注ぎ込むのか、といったところ。なかなか辛辣である。
香川とドルトムントとの現行契約は2020年6月まで。はたして今シーズン終了後、新天地を求めるのだろうか。その動向が注目される。
「今シーズンのエバートンがいまひとつパッとしないのは、攻撃陣に元気がないからだ。この冬に加入したトルコ代表のFWセンク・トスンは新たな得点源となって奮闘しているが、彼をサポートするタレントがいない。昨夏に6360万ポンド(約96億円)の巨費を投じてウェイン・ルーニー、ギルフィ・シグルドソン、ダフィー・クラーセンの3人を獲得したが、満足のいくパフォーマンスは示せないでいる。アラダイスは技巧に長けて創造性があるカガワのプレーに注目しており、クラブは1150万ポンド(約17億円)の資金投下を計画しているようだ」
同じく候補に挙がるウェストハムの指揮官は、あのデイビッド・モイーズだ。香川のユナテッド時代の2シーズン目、冷遇し続けた張本人である。英紙『The Daily Mail』は「現実味に乏しいだろう」と論じ、この噂を聞きつけたウェストハム・サポーターが懐疑的な意見を寄せていると報じた。要約すると、夏に加入したハビエル・エルナンデス、ジョー・ハート、パブロ・サバレタを「盛りの過ぎた選手」と位置づけ、そのうえ29歳でユナイテッド時代に活躍できなかった香川の獲得になぜ大金を注ぎ込むのか、といったところ。なかなか辛辣である。
香川とドルトムントとの現行契約は2020年6月まで。はたして今シーズン終了後、新天地を求めるのだろうか。その動向が注目される。