ペップも「トライする」と意気込み。
痛快な快勝劇にも表情を緩めることはなかったクロップ。稀代の熱血漢はリターンマッチに向けて強い意気込みを語っている。 (C) Getty Images
注目のイングランド対決は、まずリバプールに軍配が上がった。だが、痛快な快勝にも指揮官のユルゲン・クロップは浮かれる素振りを見せなかった。
現地時間4月4日のチャンピオンズ・リーグ準々決勝第1レグ、今シーズンのプレミアリーグで唯一、マンチェスター・シティに土をつけていたリバプールは、本拠地アンフィールドで3-0と勝利した。
試合後、『ESPN』によれば、クロップは、「まだ決まっていない。1-0や3-1より良い結果なのは確かだが、まだハーフタイムでしかないんだ」と、突破は決まっていないと強調した。
「ハーフタイムの結果を喜んで、ロッカールームで踊るような者はいなかった。これは2試合の勝負なんだ。自分たちがもう突破を決めたとは思っていない。パーティーは始まってから祝うものだ」
気を引き締めるクロップは、「次の試合までにもう一戦あることも無視できない」と、週末のリーグ戦の重要性を説いている。リバプールは敵地グディソン・パークでエバートンとのマージーサイドダービーに臨む。
「ここでの勝利以上にみんなが喜べる場所がグディソンだ。そこで戦い、そして再び(シティと)戦わなければならない。それが我々の人生なんだよ。簡単にはいかないだろう」
現地時間4月4日のチャンピオンズ・リーグ準々決勝第1レグ、今シーズンのプレミアリーグで唯一、マンチェスター・シティに土をつけていたリバプールは、本拠地アンフィールドで3-0と勝利した。
試合後、『ESPN』によれば、クロップは、「まだ決まっていない。1-0や3-1より良い結果なのは確かだが、まだハーフタイムでしかないんだ」と、突破は決まっていないと強調した。
「ハーフタイムの結果を喜んで、ロッカールームで踊るような者はいなかった。これは2試合の勝負なんだ。自分たちがもう突破を決めたとは思っていない。パーティーは始まってから祝うものだ」
気を引き締めるクロップは、「次の試合までにもう一戦あることも無視できない」と、週末のリーグ戦の重要性を説いている。リバプールは敵地グディソン・パークでエバートンとのマージーサイドダービーに臨む。
「ここでの勝利以上にみんなが喜べる場所がグディソンだ。そこで戦い、そして再び(シティと)戦わなければならない。それが我々の人生なんだよ。簡単にはいかないだろう」
当然、敗れたシティの指揮官ジョゼップ・グアルディオラも諦めていない。
プレミアリーグで優勝に王手をかけているカリスマ監督は、試合後の会見で、「この部屋で我々が突破できると信じているのは、君たち(報道陣)に話している男だけだと思う」と、勝負はついたとの見方に反論している。
「まだあと90分あるんだ。我々はトライする。サッカーでは(大逆転が)あり得るんだ。我々はホームでもう1試合戦える。私はチームを強く信じているよ。今季の彼らはとても良いことをたくさん示してきた」
もちろん、3点ビハインドからの巻き返しが非常に厳しいことは事実だ。グアルディオラ監督も「とてもタフなのは否定できない」と認めつつ、再度諦めないと強調した。
「今はレアル・マドリー、バルセロナ、バイエルン、リバプールが突破すると言われている。だが、まだあと90分あるんだ。セビージャにも、ユベントスにも、我々にもね。我々はトライする。本当にトップクラスのチームと戦っているのだから、非常に難しい。だが、我々は信じることを許されている」
欧州の舞台で奇跡の逆転があり得ることは、昨シーズンにバルセロナがパリ・サンジェルマンを相手に4点差を覆した事実が証明している。はたして、ペップ・シティも大逆転劇を演じることができるのか。それとも、クロップ・リバプールがしっかりと逃げ切るのか。エティハドで行なわれる4月10日の第2戦に注目だ。
プレミアリーグで優勝に王手をかけているカリスマ監督は、試合後の会見で、「この部屋で我々が突破できると信じているのは、君たち(報道陣)に話している男だけだと思う」と、勝負はついたとの見方に反論している。
「まだあと90分あるんだ。我々はトライする。サッカーでは(大逆転が)あり得るんだ。我々はホームでもう1試合戦える。私はチームを強く信じているよ。今季の彼らはとても良いことをたくさん示してきた」
もちろん、3点ビハインドからの巻き返しが非常に厳しいことは事実だ。グアルディオラ監督も「とてもタフなのは否定できない」と認めつつ、再度諦めないと強調した。
「今はレアル・マドリー、バルセロナ、バイエルン、リバプールが突破すると言われている。だが、まだあと90分あるんだ。セビージャにも、ユベントスにも、我々にもね。我々はトライする。本当にトップクラスのチームと戦っているのだから、非常に難しい。だが、我々は信じることを許されている」
欧州の舞台で奇跡の逆転があり得ることは、昨シーズンにバルセロナがパリ・サンジェルマンを相手に4点差を覆した事実が証明している。はたして、ペップ・シティも大逆転劇を演じることができるのか。それとも、クロップ・リバプールがしっかりと逃げ切るのか。エティハドで行なわれる4月10日の第2戦に注目だ。