香川真司にプレミア2クラブが興味⁉ しかも“天敵”が率いるあのクラブが…

2018年04月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

西澤や中田を指導したあの指揮官が采配を振るう。

複数のクラブから関心が寄せられている香川。今夏の去就に注目が集まる。(C)Getty Images

 先日、長友佑都が所属するガラタサライが興味を示していると報じられた香川真司(ドルトムント)に、また新たな移籍先候補が浮上した。
 
『TRANSFER MARKET WEB』によると、プレミアリーグのウェストハムとエバートンが、この日本代表MFに関心を寄せているという。
 
 現在ウェストハムを率いるのは、あのデイビッド・モイーズ。そう、香川のマンチェスター・ユナイテッドでの2年目のシーズン(2013-14)に指揮を執った監督だ。
 
 モイーズの下では、ロングボール主体の戦術にフィットできず、満足な出場機会を得られなかった。結局、これがマンチェスター・Uでの最後のシーズンとなっている。香川にとっては、相容れなかったいわば"天敵"とも言える指揮官だ。
 
 来シーズンも続投するかはまだ決まっていないものの、ウェストハムを残留に導けば契約を延長するという報道もあり、その場合は新天地に選ぶ可能性は極めて低いだろう。
 
 一方、エバートンのサム・アラダイス監督もロングボールを多用するサッカーが特徴で、香川と相性がいいスタイルとは言い難い。しかも、主戦場のトップ下には、マンチェスター・U時代の同僚ウェイン・ルーニーやアイスランド代表のギルフィ・シグルドソンという名手がいる。
 
 ちなみにアラダイスは、ボルトン時代に西澤明訓や中田英寿を指導しているが、ふたりの持ち味を引き出すことなく、放出している。
 
 ドルトムントとの契約は20年まで残っている香川。残留か、退団か、その去就に注目が集まる。
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