Ｊ１の清水が４日、ホームゲーム開催時のスタジアム内（報道・関係者関連エリアも含む）を全面禁煙にすると発表した。７月18日のＪ１リーグ16節・Ｃ大阪戦から実施される。
 
　清水は実施に至った目的と経緯を、クラブ公式サイトで以下のように説明した。
 
「スタジアム内での受動喫煙と健康被害防止を目的としています。
 
　これまでも分煙対策を行ってまいりましたが、IAIスタジアム日本平はお客様が往来するコンコースなど狭いエリアに設置せざるを得ない状況であり、受動喫煙を心配する多数のご意見を頂戴しておりました。
 
　小さいお子様やお年寄りなどのご家族も多く来場されることもあり、これまで検討を重ねてきた結果、7/18よりスタジアム内の全面禁煙に踏み切らせていただくことと致しました」
 
　全面禁煙となるエリアは、チケット入場エリア（スタジアム場内スタンド、コンコース、階段、トイレなど全て）、関係者ADコントロールエリア（報道・関係者運営などエリア全て）。臨時喫煙エリアとして、スタジアム第2駐車場（西サイド場外）、テニスコート管理事務所隣（東サイドスタンド場外）が設置される。

　なお、強風や悪天候などで、喫煙エリアを設置できない場合もあるという。