これぞエースの仕事!僅か10分で決勝点を挙げた杉本健勇が語った言葉は…

2018年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

松田のフィードに抜け出して決勝点!

日本代表の欧州遠征から帰国して間もない杉本が、疲労の色も見せずに結果を残した。写真:川本学

[J1リーグ5節]C大阪2-1湘南/3月31日/金鳥スタ

 開幕から4戦勝ちなしと苦戦を強いられるC大阪に、今季リーグ戦初勝利をもたらしたのは代表帰りのエースだ。
 
 31日に行なわれた5節の湘南戦で、日本代表の欧州遠征に参加していた杉本健勇は疲労を考慮されてベンチスタートとなった。しかし、1-1からスコアが動かないと見たユン・ジョンファン監督は、76分にエースをピッチに送り込んだ。
 
 すると、桜軍団の9番は与えられた僅かな出場時間で指揮官の起用に応えてみせる。
 
 86分に松田陸のフィードを右サイドで受けた杉本は、巧みなドリブル突破でペナルティーエリア内に侵入。最後は相手CBアンドレ・バーイアの股を抜く左足のシュートで、鮮やかに決勝弾を流し込んだ。
 
 試合後、杉本は「本当にずっと勝てていなかったので、サポーターの皆さんも待っていたと思う。早く勝ちたかったので、嬉しかった」と話し、安堵の表情を浮かべた。

 ACLを含めた公式戦でも8試合が勝利がなく、エースとして責任を感じていた杉本。だからこそ、この試合では途中出場からでも結果を残すことにこだわっていたという。

「誰が出ても、途中からでも、本当に1分でも10分でもゴールを狙わないといけない。今日は同点の状況だったので、自分がチームを勝たせるつもりでピッチに入った」

 慣れない途中出場でも強い決意を持って試合に臨んだことが、今日の決勝弾につながったと言えるだろう。
 
「ここからタフな試合が続くので、全員の力が必要になってくる」と語った背番号9は湘南戦の勝利で得た勢いそのままに、4月4日のACL5節・済州戦でも勝利を収めるつもりだ。

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