開始11分のウーゴ弾で横浜が今季2勝目!清水は初黒星で暫定4位に後退

2018年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

山中のクロスをファーサイドで難なく押し込む

H・ヴィエイラが前線で存在感。山中のクロスに合わせて決勝点を挙げた。写真:徳原隆元

[J1リーグ5節]清水0-1横浜/3月31日/アイスタ

 J1リーグ5節の清水対横浜が31日、IAIスタジアム日本平で行なわれ、1-0で横浜が勝利した。
 
 ともに新監督を迎えた両チームの今季の成績は対照的だ。前節までホームの清水は負けなしの2勝2分で3位。対する横浜は1勝1分2敗と黒星が先行し、12位に沈んでいた。
 
 しかし、この試合で先手を取ったのは横浜だった。開始11分、山中亮輔が相手最終ラインの裏で扇原貴宏からのフィードを受け、そのまま左サイドを突破。低く鋭いグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに詰めていたウーゴ・ヴィエイラが難なく押し込んだ。
 
 リードを奪った横浜は、その後もカウンタ―を軸にチャンスをうかがい、途中出場の吉尾海夏がアクセントになってゴールを脅かす。
 
 一方の清水は、北川航也、白崎凌兵、楠神順平と次々に攻撃的な選手を送り込むも、なかなかチャンスを作り出せない。むしろ、中盤が間延びして守備の隙が生まれ、押し込まれる時間が続いた。それでも、アディショナルタイムにセットプレーからクリスランが決定機を迎えたが、これは相手GKのファインセーブに防がれてゴールならず。結局、1点が奪えないまま終了の笛を聞いた。
 
 勝点3を得た横浜は暫定8位に浮上。清水は今季初黒星を喫し、暫定4位に順位を下げた。

次ページ【動画】山中のクロスに合わせたH・ヴィエイラの決勝点はこちら

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